江口のりこ、GP帯連ドラ初主演で「木曜劇場」の“魔のジンクス”に挑む! ネクストブレイク俳優・赤楚衛二と“上り調子”タッグ
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10月期にフジテレビ系の「木曜劇場」(木曜日夜10時)枠で放送される連続ドラマ『SUPER RICH』で、江口のりこが主演を務めることが今月18日に発表された。江口がゴールデン・プライム帯(GP帯)の地上波連ドラに主演するのは初で、これまで「名バイプレーヤー」として知られていた彼女をメインに据えた新鮮なキャスティングが話題になっている。
同ドラマは、破天荒な女性社長の波乱万丈な半生を描くオリジナル作品。金はあるが愛に飢えているベンチャー企業の社長・氷河衛(江口)が、愛はあるが金がない貧乏学生・春野優と出会い、自身の運命や会社の将来が大きく変わっていくというストーリー。春野を演じるのは、「今もっとも勢いのある若手イケメン俳優のひとり」といわれる赤楚衛二だ。
江口といえば、もともと「隠れた実力派」として知られていたが、昨年大ヒットしたドラマ『半沢直樹』(TBS系)で国土交通大臣・白井亜希子を演じたことでブレイク。以降も『その女、ジルバ』(フジテレビ系)や『俺の家の話』(TBS系)など話題のドラマに立て続けに出演し、今年4月クールに放送されたドラマ『ドラゴン桜』(同)で学園の女性理事長を好演したことでも話題を呼んだ。
最近は明治「明治プロビオヨーグルトR-1」、ダイハツ工業「ミラ・イース」、三井住友カード、日清食品冷凍「冷凍 日清 もちっと生パスタ クリーミーボロネーゼ」などCM出演も相次ぐ江口。すっかり人気女優の風格だが、しかし基本的には「バイプレーヤー」枠であり、民放連ドラで主演を務めたのは今春にテレビ東京系で放送された深夜ドラマ『ソロ活女子のススメ』が初めて。今回のGP帯の連ドラ主演は「大抜擢」ともいえる。
これにネット上では「江口のりこが主演ってびっくりだけど楽しみ」「クセ強めの演技を期待してしまう」「実力派の江口さんが主演のドラマというだけで観たいと思える」「あえて江口さんを主演にして、二番手に赤楚くんというキャスティングのセンスがすごい」「今までにないヒロイン像が見られそう」と好意的な声が上がり、SNSのトレンドワードに「江口のりこ」が入るなど大きな反響が巻き起こっている。
「7月27日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、当初主演として名前が挙がっていた女優たちに軒並みオファーを断られ、ギリギリで江口さんに決まったと伝えられています。しかし、そんなドタバタがあったとは思えないほどの絶妙のキャスティング。一躍ブレイク女優となった江口さんと、人気が急上昇している赤楚さんの組み合わせは、意外性も含めて注目を集めやすい。キャスト発表の段階でかなり話題になっていますし、放送に向けて期待値がぐんぐんと高まっていきそうです」(芸能ライター)
江口のセリフは全編関西弁を予定しており、また赤楚は素直でかわいい「子犬系男子」を演じるとのことで、それぞれの魅力が生きる設定となっているようだ。さらに今作には、人気ドラマシリーズ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)を手掛けた制作陣が参加しており、それもヒットを予感させている。だが、その一方で大きな不安要素もあるという。
「フジの『木曜劇場』枠は長らく低視聴率が続いており、業界内で“死に枠”などと呼ばれているんです。2000年代は数々のヒット作に恵まれ、2010年代前半も『最後から二番目の恋』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』など反響を呼ぶ作品は多かったのですが、2015年以降、世帯視聴率の全話平均で2ケタに達した作品は、山崎賢人が主演した2018年7月期の『グッド・ドクター』1作のみ。2017年の『セシルのもくろみ』、2019年の『モトカレマニア』のように全話平均世帯視聴率が4%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に終わる作品も出ています。
今年も1月期の『知ってるワイフ』が全話平均世帯視聴率7.4%、4月期の『レンアイ漫画家』が同5.4%で、いずれもパッとしないまま終了。現在放送中の『推しの王子様』も初回で6.0%と振るわない。今作の主演女優がなかなか決まらなかったのは、そうした状況が影響した可能性もあります。そのため、いくら上り調子の江口さんと赤楚さんでも、この枠で結果を残すのは難しいのでは……という見方がある。そうなると、江口さんのブレイクに水を差しかねない。しかし、もし逆に『木曜劇場』枠でヒットを飛ばすようなことがあれば、ふたりの業界内での評価はうなぎ上りになるでしょう」(前出)
はたして江口は、“ネクストブレイク最有力”といわれる赤楚と共に「木曜劇場」枠の“魔のジンクス”を打ち破ることができるのだろうか。
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