TOKIO松岡の会見で早まった「メリー名誉会長の死去報道」と「“タッキー帝国”へと邁進するジャニーズ事務所」
#メリー喜多川
ジャニーズ事務所の名誉会長にあった藤島メリー泰子氏が14日午前7時35分、肺炎のため都内の病院で死去したことを、同社のサイトで発表された。
ジャニーズの創業者かつ実弟で、1962年から社長を務めてきたジャニー喜多川氏は2019年7月9日に他界。メリー氏は、同年9月27日付けで、副社長から代表取締役会長に就任。昨年9月には会長から名誉会長という職に就いていた。また、各メディアの報道によると、葬儀・告別式は近親者のみの密葬という形で営まれたというが、所属タレントを代表して、少年隊の東山紀之が事務所を通じコメントを発表。
東山は、「厳しいマネージャーであり、良き理解者であり、そして、優しい母親でもありました。私の人生でなくてはならない存在のメリーさんが天国に旅立ちました」「行く先々を明るく照らしてくれて本当にありがとう。天国のジャニーさんによろしくね」などと報告した。
「訃報の情報解禁は午後5時だったが、当初はもっと遅い時間にする予定だった。というのも、この日の午後5時半からTOKIOの松岡昌宏が主演するWOWOWのドラマの会見が予定されており、晴れの舞台に悲しい話題を持ち込みたくないという、メリー氏含むジャニーズ上層部の気遣いだったのだろう。ただ、フタを開ければどこかに出されると思ったのか時間が早まってしまった。さらに、序列的にジャニーズの〝長男〟の東山が最初にコメント出すことになっていたようで、松岡の会見ではメリー氏の話題はスルーされることになりました」(情報番組スタッフ)
ジャニー氏の他界後、メリー氏の会長就任と同じタイミングで、メリー氏の娘でジャニー氏の姪にあたる藤島ジュリー景子副社長が新たに代表取締役社長に昇格。そして18年末にタレント業を引退した滝沢秀明氏が副社長に就任した。
結果、NEWSの手越祐也、山下智久、TOKIOの長瀬智也、少年隊の錦織一清と植草克秀らはジャニーズを去り、TOKIOの3人は〝社内独立〟。中居正広はジャニーズが後ろ盾となる形での独立を果たすなど、所属タレントたちは我が道を進み、今後、さらにその流れに拍車がかかるのでは、という見方が強い。
「もともと、ジュリー社長とはソリが合わない滝沢副社長が、さらに力を持ってジャニーズJr.たちのユニットを猛プッシュするだろう。既存のデビュー組は肩身が狭くなりそうで、さらに独立するタレントや解散する既存デビュー組が続出してくると見られています。これまでは〝ジャニーズ帝国〟だったが、たちまち〝タッキー帝国〟化が進むのでは、ともっぱらです」(芸能記者)
ジャニー氏、メリー氏という二大巨塔を失ったジャニーズだが、将来はタッキーに委ねられているのだろうか?
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