藤島メリーさん死去により「元メンバーたちの意思に委ねられた」SMAPの再結成
#SMAP #メリー喜多川
ジャニーズ事務所の名誉会長を務めていた藤島メリーさんが14日午前7時35分、肺炎のため都内の病院で死去したことが17日、同社の公式サイトで発表された。
葬儀・告別式は、故人の遺志により近親者のみで執り行い、「お別れの会」の開催は予定していないというが、今後、注目されるのが、テレビ各局の反応だという
「周知の通り、現在の社長はジャニー喜多川氏の死去後の19年9月に就任したメリー氏の娘の藤島ジュリー景子氏だが、その権勢を維持できていたのはメリー氏の後ろ盾があったからとされています。言い換えれば、それほどメリー氏の存在や功績が大きかったということ。ただ、テレビ局からしてみれば、これまではさまざまな案件に関して〝院政〟を敷いていたメリー氏のご機嫌をうかがいながらキャスティングなどを勧めていたが、今後、それがなくなってしまった。テレビ局の出方次第ではジャニーズそのものがどんどん弱体化する可能性が大きくなります」(テレビ局関係者)
そこで注目されているのが、元ジャニーズの所属タレントたちの扱いだという。
「山下智久、元TOKIOの長瀬智也、元関ジャニ∞の錦戸亮ら、ドラマ、バラエティ、情報番組など、さまざまな番組で各局が使いたい元ジャニーズは多い。しかし、仮に彼らを起用した場合、ジャニーズからどんな〝制裁〟を受けるか、局員たちは戦々恐々とし、忖度せざるを得なかった。ただ今後、徐々に起用されてくるものと思われます」(同)
元ジャニーズでは、プロジェクト名『新しい地図』として活動する稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が先日、香取がテレビ朝日に出演を果たしたことで、独立後、3人そろって、もしくは単独でNHK、民放キー局4局、そしてテレビ東京に出演。3人がかりでの〝全局復帰〟を果たしたばかりだった。
「19年7月、公正取引委員会が3人のテレビ出演に〝圧力〟をかけたとしてジャニーズに注意していたことをNHKが報道。以後、流れが変わり、特にNHKは積極的に起用するようになりました」(芸能記者)
そして、いまだにファンたちが待望しているのが、16年に解散したSMAPの再結成だろう。やはり、メリー氏の死去によって実現の可能性が高まったというのだ。
「メリー氏は『新しい地図』を率いるSMAPの元チーフマネジャーの女性と犬猿の仲。『週刊文春』誌上で〝公開説教〟したこともあったほど。それだけに、『私の目の黒い憂いうちは絶対にSMAPはやらせない』と公言していたという。そのメリー氏が亡くなり、ファンが望み、再結成によってジャニーズになんらかの見返りやマージンがはいるようになれば、元メンバーたちの意向次第では可能なはず。とはいえ、『新しい地図』の元3人と中居正広は意思疎通ができているが、唯一ジャニーズに残留している木村拓哉と4人の関係が微妙なだけに、再結成はキムタク次第…ということでしょう」(音楽業界関係者)
またひとり、芸能界の重鎮がこの世を去ったが、これほどメディアに力を持った人物はいなかった、ということなのかもしれない。
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