『天てれ』俳優・小関裕太、『ハコヅメ』で「2.5次元」もこなす“顔面偏差値”の魅力炸裂!?

　永野芽郁と戸田恵梨香主演の日本テレビ系水曜ドラマ『ハコヅメ～たたかう！交番女子～』第5話で俳優の小関裕太がイケメン消防士・武田役を演じることが決まり、SNS上で大いに話題になっている。

　8月11日の放送後に次回予告が公開されると、小関のファンたちがSNS上で湧いた。「ふおぉぉ！　小関裕太くん‼︎」「小関くん消防士役じゃん～。ニタニタが止まらん」「川合ちゃんにがっつり絡んで魅力大放出じゃん？　みんな小関裕太の沼に早くハマりな？」など、小関はゲスト出演ながら主人公の川合（永野芽郁）とのデートシーンもありそうで、イケメンっぷりを生かした絡みに期待が寄せられている。

　ドラマや映画、舞台など広く活動している小関だが、その名前を世間に知らしめたのは子役時代に出演していた『天才てれびくんMAX』（NHK教育）だろう。『天てれ』といえば90年代から続く子ども向け教育番組の長寿シリーズだが、のちに活躍するタレントを多数輩出してきた子役の登竜門的番組でもある。ウエンツ瑛士や大沢あかね、生田斗真などもかつては同番組で活躍する“てれび戦士”だった。

　『天てれ』を卒業して10年以上が経つが、その後も着実にキャリアを積み重ねてきた小関は、いま急速に存在感を増している渡邊圭祐と並び、芸能事務所・アミューズが推す注目若手俳優のひとりとして名を連ねている。その童顔からは子役時代を彷彿とさせるあどけなくかわいらしい面影も感じさせるが、現在放送中の『来世ではちゃんとします2』（テレビ東京系）の松田健役では、20代半ばを迎えた年相応の色っぽさも兼ね備えたアダルトな一面を見せている。年齢・キャリアとともに地道に役柄の幅を広げてきた役者なのだ。

　小関の“顔面偏差値”の高さは、女性向け恋愛シミュレーションゲーム『金色のコルダ』や人気漫画『テニスの王子様』などの舞台化作品に出演してきた“2.5次元俳優”としてのキャリアからも証明されている。“つかみ”となる顔の良さは折り紙付きであり、川合が一目惚れしてしまうという設定にも説得力は十分だ。

　「真夏の小さな恋 事件！」と銘打たれた予告動画には、職務中にめまいを起こした川合をさっそうと抱き上げる武田と驚く川合、そんな二人を見て胸をときめかせる藤（戸田恵梨香）の姿が。ドラマの原作となる漫画版では、現場に居合わせた武田に対して川合が一方的な恋心を抱くのみで一切発展しないのだが、予告動画では連絡先を交換し、デートをする様子もあり、ドラマでは武田の見せ場も増えるようで期待も高まる。二人が恋仲となる展開はなさそうなものの、小関のイケメンっぷりをじっくり堪能できる話になりそうだ。ファンでなくとも楽しみに待ちたい。

■番組情報
水曜ドラマ『ハコヅメ～たたかう！交番女子～』
日本テレビ系毎週水曜22時～
出演：戸田恵梨香、永野芽郁、三浦翔平、山田裕貴、西野七瀬、平山祐介、千原せいじ、渕野右登、ムロツヨシ ほか
主題歌：milet「Ordinary days」（Sony Music Labels）
音楽：井筒昭雄
脚本：根本ノンジ
チーフプロデューサー：加藤正俊
プロデューサー：藤森真実、田上リサ（AX-ON）
協力プロデューサー：大平太
演出：南雲聖一、丸谷俊平、伊藤彰記
制作協力：AX-ON
製作著作：日本テレビ
公式サイト：https://www.ntv.co.jp/hakozume/

東海林かな（ドラマライター）

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな