長州力の「巨人レスラー・アンドレのすべらない話」は百発百中! 引退後も高め続けるプロレス幻想
#プロレス #長州力 #アンドレ・ザ・ジャイアント
タバコを吸うようにワインを飲むアンドレ
長州が語るアンドレ話は、プロレスラーの幻想を高める役割を図らずも担っている。
「お酒好きですからね、アンドレは。ワインのボトルなんか(中指と人差し指を出し、タバコを吸うように)挟んで、こういう具合に飲みますから」
「アンドレはお寿司が好きで。(アンドレが店に)来たら、すぐに閉店のアレを出して。太巻きがアンドレは好きで。太巻きは何人で作るか知ってます? アンドレが来たときは、太巻きを3人くらいでこう。太さ、どのくらいあると思う? 消化器くらい太いですよ。それを3人でこうやって」
「札幌で真冬、吹雪いてるときにみんなアンドレを探し出したんですよ。吹雪いてるから、札幌市内で。でも、アンドレ探すのは簡単なんです。もう、人が一列になって歩いてるところを見れば、その先頭はアンドレなんです。風よけで10人ぐらいが並んでアンドレを先頭にして歩いている。だから、タクシーに乗ってもすぐわかる。『ああ。あれ、先のほう行ったらアンドレいるよ』って」
そういえば、2018年6月22日放送『次課・長州の力旅』(BSフジ)でも、長州はアンドレトークを炸裂させていた。
「アンドレの飲み方は……くぅ~、半端じゃないよ。パンナム(パンアメリカン航空の飛行機)の缶ビールが全部なくなるんだよ!? メルシャンワインって昔あったじゃん? 1ケースを控室に置いとくんだよ。あれ、“ポン”って開けて(タバコを吸うように人さし指と中指で挟んで)こうやって飲むんだよ。すごいよ。彼が食う太巻きは消火器くらいあるよ!」
「巨人の選手だった頃、ピッチャーマウンドからボールを投げたら手でバックネットをなぎ倒してしまった」などビートたけしが十八番にしていたジャイアント馬場のエピソードネタを長州のトークは彷彿とさせる。そして、たけしに負けず劣らず長州も百発百中だ。まさに、“巨人レスラー・アンドレのすべらない話”。
現役時代の長州は「外国人レスラーとの対戦が苦手」という評判が定着していた。まさか、その印象が引退後に覆されるとは思いもしなかった。
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