眞栄田郷敦、『プロミス・シンデレラ』前半戦は岩田剛典に圧勝!?　ファン急増で人気独占状態に

　千葉真一の息子であり新田真剣佑の弟の眞栄田郷敦（まえだ・ごうどん）が、いま世の中の女性の心を鷲掴みにしている。

　現在放送中のTBS系火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』。今期ドラマの“胸キュン枠”であり、原作は橘オレコによる同名漫画、主演は二階堂ふみが務めている。このドラマで眞栄田が演じているのは、主人公・早梅に「リアル人生ゲーム」を仕掛ける性悪金持ち高校生・壱成。つまりヒロインの相手役だ。

　始めは興味本位で早梅に近づく壱成だったが、彼女の芯の強さやたまに見せる脆さに惹かれ、気付けば恋に落ちていた。しかし、これまで本当の恋をしてこなかったであろう壱成は、自分が早梅を好きなことを認めようとしない。そう、“イケメンツンデレ王子”の完成である。

　眞栄田は、父親に似て彫りが深く大人っぽい顔つきだ。背も183センチと高く、がっしりとした逞しい体型。そんな眞栄田が見せる、初めての恋に戸惑うピュアな表情……母性本能をくすぐられないわけがない。

　ネットでは「壱成かわいすぎて保護したい」「令和最強の年下男子」「嫉妬の仕方が可愛さの限界突破してんのよ」「早梅の『10個も年下は恋愛対象にならないよ』を聞いた壱成の表情抜群すぎない？」と眞栄田演じる壱成に拍手喝采。『プロミス・シンデレラ』のメインターゲット女性視聴者を見事に虜にしている。

　しかし、胸キュン担当は眞栄田だけではない。壱成の兄であり「旅館かたおか」の跡継ぎの成吾を演じている岩田剛典（EXILE）もまた、胸キュンの任務を課されている。岩田演じる成吾は、早梅の初恋の人。お互いが高校生の頃にひょんなことから仲良くなり惹かれ合うも、家庭の事情で結ばれることはなかった。そんな2人がアラサーになったいま、再会を果たす。早梅と、彼女をまっすぐに想う成吾と、ツンデレながらも「好き」が止まらない壱成の三角関係なのだ。

　しかし、今のところ成吾は、壱成に比べて胸キュンポイントが少ない。和服姿や3ピースのスーツ姿は持ち前の甘いマスクを引き立てているが、内面に迫るシーンはまだほとんどない印象だ。ネットでも、やはり壱成に向けられた黄色い声援が目立つ。先週10日に第5話が放送された『プロミス・シンデレラ』。前半戦は壱成、つまり眞栄田の圧勝と言えるだろう。

　17日、つまり今夜放送の第6話から物語は後半戦に突入する。岩田演じる成吾はどんな追い上げを見せてくれるのだろうか。彼らの胸キュンバトルを楽しみに待ちたい。

■番組情報
火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』
TBS系毎週火曜22時～
出演：二階堂ふみ、眞栄田郷敦、松井玲奈、井之脇海、松村沙友理、堺小春、高橋克実、友近、森カンナ、金子ノブアキ、三田佳子（特別出演）、岩田剛典
原作：橘オレコ「プロミス・シンデレラ」（小学館「マンガワン」連載中）
脚本：古家和尚
音楽：やまだ豊
主題歌：LiSA 「HADASHi NO STEP」（SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.）
演出：村上正典（共同テレビ）、都築淳一（共同テレビ）、北坊信一（共同テレビ）
プロデューサー：橋本芙美（共同テレビ）、久松大地（共同テレビ）
製作：共同テレビ、TBS
公式サイト: https://www.tbs.co.jp/promise_cinderella_tbs/

東海林かな（ドラマライター）

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな