斎藤工もびっくり!? 『漂着者』ヘミングウェイの“元ネタ”は世界を騒がせたあの男?
#斎藤工 #漂着者
視聴者は無事、最終回まで“漂着”できるだろうか。
8月13日に放送された斎藤工主演のドラマ『漂着者』(テレビ朝日系)を巡って、ネット上では落胆の声が連打される事態となっている。といっても、内容がお粗末だったというわけではないようで……。
「日本各地が災害級の大雨に見舞われたことで、開催中の『夏の甲子園大会』も中止に。そのため、放送予定だった『熱闘甲子園』がなくなり、『漂着者』が急遽、30分繰り上げで放送されることとなりました。これにより、ドラマを録画してゆっくり見ようとしていた人は、再生するとすでに30分が過ぎていたため、『ショックすぎる!』と悲鳴が飛び交うこととなりました。深夜ドラマとあって視聴率は公表されていませんが、見逃し配信でリカバーできるとはいえ、多くの人が脱落することになるかもしれません」(テレビ誌ライター)
同作は、とある海岸に全裸で流れ着いた記憶喪失の男・ヘミングウェイ(斎藤)が、自分が何者なのかもわからないまま、予言か透視のごとく神がかった能力を発揮するという内容。同じ、秋元康氏が手掛けたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)さながらの先が読めない展開とあって、「考察サイト」も大盛り上がりとなっている。
「作中では誘拐事件や殺人事件が起きますが、“犯人”以外はキャストも先を知らされていないそう。13日のインスタライブでは、斎藤のほか、出演者の白石麻衣と戸塚純貴が登場し、『ヘミングウェイ複数説』や『ヘミングウェイの動画を配信する女子高生の一人が怪しい』との予想を展開。斎藤も“考察動画”をチェックしていると言い、鋭い読みに驚いたこともあったようです」(前出・テレビ誌ライター)
そんななか、一部の考察サイトにて、ドラマの「元ネタ」だと指摘されている“一件”があるという。芸能ライターが明かす。
「05年に世界中を賑わせた『ピアノマン』です。イングランドのケント州シアネスの浜辺で、びしょ濡れの黒いスーツとネクタイ姿の20代から30代男性が発見されました。病院に収容されたが、記憶喪失だったのか、いくつかの言語で話しかけても一言も話さなかった。また、衣服からラベルが取られており、身元を証明する物が何一つなく、個人情報が一切不明。病院の関係者が男性に鉛筆と紙を渡したところ、精緻なグランドピアノの絵を描き、男性にピアノを弾かせてみると、上手に演奏したことから『ピアノマン』と呼ばれるようになりました。世界中のメディアが“正体”を追い、やらせ説や映画宣伝説、本物説など喧々諤々の議論がぶつかり合いながら、それでも決定的なことはわからず仕舞いでした。『漂着者』でもヘミングウェイが巧みなピアノ演奏を見せていましたから、確かに秋元氏が『ピアノマン』から着想を得ていた可能性は高そうです」
ともあれ、謎解きに夢中になる前に、まずは放送時間をしっかり確認したほうが良さそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事