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櫻坂46なぜこのタイミングでセンター交代? 抱え続けた「平手友梨奈のトラウマ」

櫻坂46なぜこのタイミングでセンター交代? 抱え続けた「平手友梨奈のトラウマ」の画像1
田村保乃 櫻坂46 公式サイトより

 櫻坂46の3rdシングル『流れ弾』が10月13日にリリースされることが発表され、楽曲のフォーメーションが8月8日放送の『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)で発表された。

 櫻坂46では表題曲、カップリング曲の各楽曲で1、2列目になる「櫻エイト」の8人と、それ以外のバックスのメンバーに分けられる。

 櫻エイトと表題曲で3列目を務めるバックスメンバーが選抜メンバーとなるだけだが、今回、選抜落ちしたメンバーは井上梨名、選抜復帰したのは武元唯衣。「櫻エイト」落ちしたのが藤吉夏鈴と小池美波、櫻エイト入りしたのが土生瑞穂と渡辺梨加となった。

 また表題曲センターは森田ひかるから田村保乃に、カップリングセンターは森田ひかる・藤吉夏鈴・山﨑天の3名から、森田ひかる・田村保乃・渡邉理佐の3名に。3枚目にして大きく変化を見せた櫻坂46。果たして、どのような意図があるのだろうか。

「田村は8月17日に写真集を発売します。櫻坂46として写真集を出すのは初めてのことなので、運営から大きな期待をされていることは間違いなかった。また、2ndシングルのミーグリ(握手会の代わりとなっているミート&グリート)の参加権は一番早くに完売。写真集内のショットをSNSに載せるやいなや可愛いと大好評です。ファンからの人気も高く、センターになるのは妥当でしょう。『流れ弾』という曲のタイトルからも1、2枚目シングルと同じような雰囲気の楽曲と思われるので田村がどのような世界観を見せてくれるのか楽しみです」(芸能ライター)

 田村人気の流れから田村センターは納得だが、しかし、櫻坂46はまだ今回でリリースするシングルは3枚目である。

「乃木坂46は1枚目から5枚目まで生駒里奈が、日向坂46は1枚目から4枚目を小坂菜緒がセンターをそれぞれ務めました。この様子だと少なくとも3、4枚目あたりまでは櫻坂46も森田センターでいくものだと皆が思っていました。それがなぜこの段階でセンターを変えたのか? それは欅坂46の『平手友理奈一強』時代と同じだと言われることを避ける目的と、どうせまた森田がセンターだろうというファンの予想を裏切ったほうが話題になるからだと考えられます。

 そもそも乃木坂、欅坂、日向坂で初期のセンターが固定されていたのは、そのグループのイメージを世間に固定させ、覚えてもらうためです。櫻坂としてのシングルはまだ3枚目ですが、欅坂46としての活動も長かったので、“マジョリティと戦うグループ”というイメージ付けはすでに成功しています。そうなると、もはや森田のイメージを定着させる必要もなく、むしろ『平手が森田に代わっただけ』と思われるほうがリスクが高い。3枚目でのセンター変更も妥当と考えられます。

 事実、田村が新センターに抜擢されたことは大きな話題となっていますし、田村も森田も2期生なので平手時代のイメージを一掃させたい運営の意図も見え隠れします。それから、田村の写真集発売が間近に迫っているこの時期に田村がセンターになることで、写真集の売り上げも大きく伸ばしたい狙いもあったでしょうね」(アイドル誌ライター)

 わずか3枚目にして大きな変化を迎えようとしている櫻坂46。田村センターでどのような色を見せてくれるのか、期待に胸が高鳴る。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/08/14 13:00
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