香取慎吾“最後の砦”のテレ朝出演で全テレビ局に復帰――ジャニーズへの禊は終わったか
#香取慎吾 #大下容子
タレントの香取慎吾が12日、テレビ朝日系で放送された、同局の大下容子アナの冠情報番組『大下容子ワイド!スクランブル』に生出演した。
2017年9月にジャニーズ事務所を独立した香取は、同じ元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛と同じプロジェクト『新しい地図』として活動。3人は「国際パラリンピック委員会特別親善大使」ならびに「日本財団パラリンピックサポートセンター」のスペシャルサポーターをつとめていることから、香取は今月24日に開幕するパラ五輪をアピールした。
香取が同局に出演するのは、独立を機に17年9月に終了したMCをつとめた『SmaSTATION!!(スマステ)』以来4年ぶりのこと。大下アナとは同番組で16年コンビを組んでいたとあって、「今日はホントにうれしいです」と笑顔。大下アナは香取との番組での再会に感激の面持ちで、これまで香取の東京・明治座での公演やアート作品の個展に足を運んでいたことを明かした。
「毎週顔を合わせていた香取と大下アナだけに、さすがに絆が深い。『スマステ』への終了はテレ朝がジャニーズに忖度したことが原因だが、大下アナは香取に対して申し訳なく思っていた。今や彼女は役員待遇に出世して発言力を持っただけに、『パラ五輪のPR』という大義名分を前面に押し出し、香取のテレ朝〝復帰〟に尽力したようだ。結果、3人にとっての〝最後の砦〟だったウチがようやく折れた格好です」(テレ朝関係者)
ジャニーズから独立後、『新しい地図』の3人はことごとく地上波のレギュラーが消滅し、月に1度、3人そろってインターネットテレビ局・ABEMAでレギュラー番組を持っているが、徐々に3人が各局に〝復帰〟を果たしてきた。これで全局への〝復帰〟を果たしたことになった。
「NHKは草彅を大河、稲垣を朝ドラに起用し、日本テレビは3人を出演させた。TBSは香取、フジテレビは稲垣をそれぞれ単発で起用し、テレビ東京は香取を連ドラ主演に起用。そしてようやく、テレ朝が香取を出演させた。この背景には、19年7月に公正取引委員会が、3人のテレビ出演に対して〝圧力〟をかけたとして古巣・ジャニーズを注意したことが大々的に報じられたことが大きく関係していて、明らかにそこから各局の態度が変わっていた」(芸能記者)
さて次の段階では、NHKとテレ東以外のどの局が3人を連ドラや番組のレギュラーとして起用するかが注目される。
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