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河瀨直美、カンヌ受賞映画監督の東京五輪記録映画に“スクープ映像”の噂が飛び交う

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が1年延期された東京五輪だが8日に無事閉幕。日本選手団は史上最多の金メダル27個を獲得。銀14個、銅17個を合わせた総メダル数58個で過去最多となった。

「連日、日本人選手のメダルラッシュで、どの局も高視聴率を獲得。開催の〝反対派〟を唱えていたメディアも、蓋を開けたらこぞって盛り上げていた。テレビ各局としては、もっと五輪の期間が長くてもいいぐらいだった」(テレビ局関係者)

 開会式の興奮冷めやらぬ8日深夜、東京五輪の公式映画の監督を務めた映画監督の河瀨直美氏が、自身のインスタグラムに閉会式の最中に撮影した写真を投稿。期間中の撮影について、《150名以上のスタッフがコロナに罹患せず、本日を迎えることができました!》と報告。

 その要因として、《衛生班を配置し、コアメンバーはワクチン接種の上に、毎日PCRを受け、徹底してバブルに近い状態の中で撮影が出来たと思います!》と裏事情を明かした。

 そして、《すべてはみんなのおかげ。このチームで映画を創る事はもう無い…一瞬の奇跡を記録することに全集中した日々。そして、その現実はすべて過去になる》と撮影を振り返り、《また どこかで 逢おう…ね。》と、チームのメンバーへの思いをつづった。

「競技中継の中で、たびたび河瀬監督をはじめ公式映画の撮影チームの姿が映っていたが、かなりの許可が与えられていた模様。たしかに、取材班に入った記者の中からは、『邪魔な時もあった』といった不満の声もあがっていた。公開は来春予定で世間が東京五輪に対して興味を失っている可能性もあるが、有力選手たちの舞台裏は報道や特番で出尽くしているはずで、河瀬の作品にはよほどの内容を盛り込むことが期待されている」(全国紙社会部記者)

 東京五輪は20年の開催延期から、組織委員会メンバーたちの失言などでの辞任騒動、さらには7月23日に行われた開会式の数日前、関わっていたクリエーターや芸能人たちが過去の〝不適切発言〟での相次ぐ辞任・出演辞退などトラブルが続出してしまった。

「河瀬監督は、高校在学中はバスケットボール部キャプテンとして国体出場経験もあり、アスリートの心情にどこまで迫った映像が撮れているのかが注目。同時に、社会派作品も手掛けて来ただけに、舞台裏の数々のトラブルに関してこれまでに報じられていない“スクープ映像”をどれだけ出せるかに注目が集まっている」(映画業界関係者)

 カンヌ国際映画祭グランプリ受賞など、世界的な映画監督である河瀬の作品の期待値は高いーー。

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2021/08/11 08:00
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