スーパーヒーローのはずが…能力的にも性格的にも難ありのはぐれ者集団が大暴れ! DCコミックス原作『ドゥーム・パトロール』がU-NEXTで配信
#U-NEXT #ドゥーム・パトロール
マーベルとは違う過激描写も満載
見た目はそこそこまともなX-MENですら、学校つくってその中で暮らしてたんだから、彼らはそれよりひどい!
さすがにこんな変な連中ばかりでは人気がでないと思ったのか、ジャスティス・リーグから主要メンバーのヴィクター・ストーンことサイボーグを登場(役者は映画版とは違います)させているが、彼が賢明にヒーローたらんとするほど、ほかのメンバーと齟齬が生まれるという……設定上、一番年下なのに苦労が絶えない。
そんな規格外で引きこもり気味超人の彼らは、ナチスの科学力(お約束展開)によって誕生したルービックキューブの悪人(どういう能力なのか、ぜひ自分の目で確かめてほしい)、ミスター・ノーバディにチーフを連れ去られてしまう。彼とチーフはどうやら因縁の関係らしいのだが……。
ここからの展開は、アメコミ映画の展開に慣れているはずの人たちでも、あまりにぶっ飛び過ぎて面食らう。
チーフを助けるためにロボットマンたちが起こした行動によって街がひとつ、吹っ飛んでしまう! 行方不明になったチーフの居場所を求めてヒーローたちはロバの口の中から異次元の世界へ突入、そこで自分たちのトラウマと直面することに。
異次元世界でヒーローたちの活躍によって街は元通りになるのですが、住民からは厄介者は出ていけと石を投げられる!
スーパーヒーローのはずが、能力的にも性格的にも難のあるはぐれ者集団……。
人気作品よりもそこから少し外れたモノに興味をそそられることが多かった筆者は中学生の時、クラスメイトが「BOØWYとブルーハーツ、どちらが最高か?」という話題で盛り上がっていた時、一人だけ筋肉少女帯を聴いていた元祖はぐれ者。『ドゥーム・パトロール』には必要以上に肩入れしちゃうな!
視聴対象年齢もかなり上を想定しているので、残酷なシーンやえげつない描写が結構あり、まったく子供向けではないというのもディズニー傘下で暴力シーンを薄められているマーベルコミックの作品群とは違うんだ! というDCサイドの強いアピールを感じます。
世間のメインストリームとはちょっと違う、はぐれ者の活躍を見逃すな!
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