元NMB48植村梓のプレゼント？　銀メダル獲得卓球・平野美宇のブレスレットに不安の声

　試合に勝つことはもちろん、近頃はおしゃれにも気を配るアスリートが増えている。

　8月6日、卓球女子日本代表の平野美宇が自身のインスタグラムを更新。「目標としていた金メダルには届きませんでしたが、何よりオリンピックの舞台でプレー出来たことがとても楽しくて幸せでした」と東京五輪での応援に感謝を記した。

　日本は5日に行われた女子団体戦の決勝で、ライバルの中国と激突。平野は第1試合のダブルスと第3試合のシングルスに出場したが、中国に0―3で敗れて銀メダルに終わった。

　その熱戦のさなか、視聴者がどうにも気になったのが平野の左手首だった。

「サービスをするたびに手首に付けているブレスレットが映り、『美宇ちゃんのゴールドのブレスレットおしゃれ！』『スポーツ選手もおしゃれを楽しむ時代だね！』と大反響。ネット上ではブランド調査が行われ、カルティエやティファニーではないかと予想した人が多かったこともあり、彼氏からのプレゼントやゲン担ぎ説も浮上していました。ですが、2018年のインスタグラムにクリスマスプレゼントとしてアップした元NMB48・植村梓とお揃いだというMICHAEL KORSのブレスレットに似ているようにも思います。平野選手のアイドル好きは有名ですから、たとえ彼氏がいたとしてもアイドルのほうを優先しそうですしね」（スポーツ紙記者）

　平野はブレスレット以外にもピアスやヘアピンといったアクセサリーを身につけており、おしゃれに気を配っていることがわかる。

　一方で金メダルを賭けた一戦、コンマ0．1秒を争う卓球というスポーツにといて、ヒラヒラなブレスレットに疑問の声も上がっていた

「中国選手にもアクセサリーをしていた選手はいたが、平野の場合はかなり緩めに巻いていたため、『ブレスレットが卓球台に引っかからないか心配』などと、パフォーマンスへの影響を懸念するコメントも見受けられました。平野は前髪に関してはプレーの邪魔にならないように短くしサイドはビシッと留めていましたから、よほど大事なアイテムだったのでしょう。男子の水谷隼やチームメイトの伊藤美誠もネックレスをしていますが、水谷は血行を良くする磁気ネックレスで、伊藤はスポンサーとの絡みで付けています。平野は私服こそスポンサー契約を結んでいますが、アクセサリーまでは関係ない可能性が高い。ただ、ハンガリーの選手は腕時計や付け爪をしていましたし、プレーには支障がないのでしょう。いつも付けているものを外すと逆に、違和感があるのかもしれませんね」（前出・スポーツ紙記者）

　ラケットを持つ手ではないこともあって、視聴者が気にするほど、さほどなものでもないのだろう。

　最近では、陸上の選手でも腰まであるロングヘアや、風の抵抗をモロに受けそうな重量感たっぷりのドレッドなど個性派ぞろいだ。アスリートにとっては、成績を残すことはもちろんだが、晴れの舞台ではファンを「おしゃれをしてメダルを狙う」が基本となったのだろう。

大山ユースケ（ライター）

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ