福原愛「中国のファンのおかげで生きられた」と不倫騒動後初の心境告白…北京冬季五輪を見据えた“戦略”か
#福原愛
元卓球日本代表の福原愛が、5日に中国メディアの独占インタビュー取材に応じたことが話題になっている。東京オリンピックの中継番組に出演したことで「今後の活動拠点は日本になるのでは」との見方もあったが、彼女の視線はやはり熱狂的なファンが多い中国市場に向けられているようだ。
福原が取材に応じたのは、中国のネットメディア「看看新聞」。先月8日に台湾の卓球選手・江宏傑との離婚を発表した後、福原が公の場で心境を語るのは初となる。
同メディアには複数のインタビュー動画が掲載され、そのなかで福原は不倫疑惑や離婚騒動で猛烈なバッシングを浴びた時期について、流暢な中国語で「中国のファンの方々が支えてくれたおかげで、私は今日まで生きることができました」と涙ぐみながらコメント。「あの時は本当に苦しくて、中国のファンの方々がこんなに私を受け入れてくれるとは思わなった」とし、中国のファンに向けて感謝の言葉を述べた。
さらに、自身が立ち上げた「株式会社omusubi」などを通して「中国のファンの方々からいただいた思いを、2倍、3倍、そして10倍にしてお返ししたい」と意気込み、今後も日中友好につながる活動に携わっていきたいと語っている。
「五輪関係の仕事からは外されるだろうとみられていた福原ですが、その予想を覆してフジテレビとテレビ東京の卓球中継にコメンテーターとして出演し、一部では『局と独占インタビューの密約を結んでいるのでは』といった報道も流れた。しかし、離婚後初の独占インタビューを実現させたのは、日本のテレビ局ではなく中国メディアでした。離婚発表直後も、福原は日本・台湾のファンが目にするTwitterやInstagramではなく、中国版Twitter『微博(ウェイボー)』だけを更新し、中国のファンに感謝の気持ちを綴っている。騒動後、徹底した“中国ファースト”の姿勢を貫いています」(芸能記者)
日本では幼少時代から「卓球の愛ちゃん」として親しまれ、江選手とのおしどり夫婦ぶりで台湾でも人気が高かった福原。しかし、離婚騒動後は日台両国でバッシングが過熱し、イメージが急落してしまった。だが、中国のファンだけは福原を熱烈に擁護しており、それが“中国ファースト”のスタンスにつながったのだろうか。
「もちろん中国のファンの温かさに感謝しているという気持ちもあるでしょうが、それだけでなく、来年2月に開催される北京冬季五輪が視野に入っているのではともみられています。冬季五輪の種目に卓球はありませんが、福原は中国で絶大な人気と知名度を誇っている元アスリートですから、現地の番組やイベント、関連事業などへの起用は十分に考えられる。その下準備のため、炎上覚悟で早々にコメンテーターとして“仕事復帰”したとも考えられます。東京五輪の中継では『1日のギャラが100万円』と一部女性誌で報じられ、日本では『破格の待遇』と騒がれましたが、これに中国のファンから『少ない』との声が多く上がりました。中国では、1日に200万元(約3300万円)を稼ぐようなスターもいるためです。経済成長を続ける中国で大きな仕事が決まれば、日本の比ではない待遇となるとみられる。福原の意思というより、彼女とマネジメント契約を結んでいるという電通スポーツパートナーズがそういった戦略を描いている可能性もあります」(前出)
今回の独占インタビューに対して、日台両国では「なんで自分が被害者みたいな口ぶりなの?」「もう日本と台湾には気持ちがないんだろうね」といった厳しい声がネット上にあふれ、バッシングが再燃しそうな気配が漂っている。はたして、そうしたリスクを負ってまで中国メディアに登場した背景にはどんな思惑があったのだろうか。
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