コンビニの威信をかけた、名店再現系「豚骨まぜそば」直接対決! 一風堂・博多一双・来来亭の三つ巴抗争勃発
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ローソンは「博多一双」の豚骨まぜそば!「博多一双 濃厚豚骨まぜそば」
続いては、ローソン限定でサンヨー食品の「博多一双 濃厚豚骨まぜそば」238円(税込)。ローソンのフェア「うまいもん夏祭」で登場した商品で、博多の人気豚骨ラーメン店「博多一双」監修による、お店にはないオリジナルメニューの豚骨まぜそばです。
「博多一双」は、「豚骨カプチーノ」と称されるスープ表面の泡、そしてゴリゴリの豚骨臭が大きな特徴で、クセの強い豚骨が好きな人にはたまらないお店です。筆者も本店に伺ったことがありますが、豪快なクセと繊細な味わいを兼ね備えた、本当においしい豚骨ラーメンでした。
また、「博多一双」はローソン限定のレギュラー商品としてタテ型カップ麺を出しており、「一風堂」カップ麺ほどの知名度はないものの、カップ麺としても全国的にある程度おなじみの存在となっています。
豚骨ベースの塩味のたれに、ガツンとニンニクを効かせています。合わせる麺は太い縮れ油揚げ麺で、具としては肉そぼろ、キクラゲ、キャベツが入っていますが、麺量の多さに比べて具が少ないのが目立ってしまっているように見えました。
先程も書いたように、「博多一双」は「豚骨カプチーノ」やゴリゴリの豚骨臭が特徴ですが、汁なし麺なので泡は再現できないのはもちろんのこと、豚骨臭もほとんど感じられません。ニンニクのキレでガンガン押してくるたれの味は、夏の暑さを吹き飛ばすようなパワー系でしたが、お店の豚骨ラーメンの味とはまったく異なっていました。
お店のラーメンは細くて平打ちのストレート麺が使われているのに対し、今回のまぜそばでは平打ちではあっても太くて縮れた油揚げ麺です。まぜそば仕様の麺で、たれと同様にお店のラーメンとはまったくの別物。麺量は130グラムでこちらもガッツリ大盛でした。
ニンニクのパワーと太麺大盛でガッツリ系のまぜそばで、これはこれで需要はありそうですが、お店の特徴がはっきりしている「博多一双」のまぜそばでありながら、お店らしさがまったく感じられないのは少し気になるところでした。
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