AKB48、エビ中、アンジュルム…アイドルグループ内で広がるコロナ感染 地下アイドル界はさらに深刻な事態も
#アイドル #AKB48 #私立恵比寿中学 #アンジュルム
収束に向かわないばかりか、拡大し続けている新型コロナウイルスの感染。芸能界でも感染者が続出している。
なかでも、アイドルグループのメンバーたちが“集団感染”するケースが多くなっている。AKB48は8月1日、公式ブログにてメンバー7人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。私立恵比寿中学も7月26日にメンバー2人が感染したことを発表、翌27日にもう1人、30日にもう1人感染したことが明かされ、計4人が感染したこととなる。
「それぞれ感染経路は明かされていませんが、女性アイドルグループの場合、小さな楽屋に多くのメンバーが入るというケースもあり、自然と“密”な状況ができやすい。また、活動機会が多い人気グループほどそうなってしまう可能性が高いというジレンマもあり、感染を抑えるのがなかなか難しいんですよね」(音楽業界関係者)
ハロー!プロジェクトのアンジュルムでもメンバー・伊勢鈴蘭の感染が7月25日に発表された。しかし、メンバー1人が濃厚接触者となっただけで、ほかに感染者は出ていない。
「アンジュルムは感染が発覚する2日前まで、メンバー全員がCD購入者を対象とした個別の特典会に出席していました。つまり、メンバー同士が接する機会はそれなりにあったのに、感染が広がることはなかったわけです。ハロプロは、メンバーとスタッフが定期的にPCR検査を受けて、普段の感染対策も徹底しているようですから、それが功を奏したのでしょうね。特にハロプロは昨年の夏くらいから全国ツアーを再開させていて、そのなかでも1人も感染者を出していなかった。つまり、感染防止のノウハウを持っているというわけです。
しかし、だからといって、AKB48やエビ中の感染対策が不十分だったということではないと思います。AKB48やエビ中のようなメジャーのグループは、感染対策にかなり気を使っているはず。それでも、感染を完全に防止するのは難しいわけで、不運だったとも言えるでしょうね」(同)
一方、ライブハウスなどで活動している“地下アイドル”は、また事情が異なるようだ。
「地下アイドルとなると、感染対策はかなり杜撰なグループもいますね。実際に、地下アイドルの感染者も増加傾向にあります。また、地下アイドル界隈では陽性者に関する情報がしっかり告知されていないという事情もあり、知らず知らずに感染が拡大しかねない現状もあります。こちらの方はかなり深刻で、各運営には万全の感染対策が求められています」(同)
もはや誰が感染しておかしくはない状況であるのも事実だが、演者の感染者増加がエンタメ業界に与えるダメージは計り知れない。日本のエンタメ業界を救うという意味でも、アイドルを含む演者たちの感染対策は徹底されるべきだろう。
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