トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 坂上忍、アンチ東京五輪姿勢は変わらず!

坂上忍、夏休みからの復帰でアンチ東京五輪姿勢は変わらず! 金メダルラッシュでもほぼ言及なし

坂上忍、夏休みからの復帰でアンチ東京五輪姿勢は変わらず! 金メダルラッシュでもほぼ言及なしの画像1
坂上忍(写真/GettyImagesより)

 4日放送のフジテレビ『バイキングMORE』に、坂上忍が久しぶりに出演した。数日間、夏休みを取っていた為、7月23日ぶりの出演となったが、東京オリンピックに対するコメントはなかった。

 坂上は7月26日から7月30日まで同番組を欠席。8月2日、3日はオリンピック中継で放送が無かった為、この日が夏休み明け初出演となった。

 番組では、まず感染が急拡大している新型コロナウイルスの話題について特集。

 30日菅義偉首相が記者会見でロックダウン(都市封鎖)について「(ヨーロッパをはじめ)ロックダウンしても落ちて、また上がってきてなかなか出口が見えなかったと思います。そして結果的にやはりワクチンだったと思います」と否定的な考えを示したことを報じると、坂上はこれに「あんまり夏休み明けで厳しいことばっかり言いたくないんだけどさ」と満面の笑みで前置き。

「俺もうこの答えが駄目だと思いますよ。“結果的にやはりワクチンだったと思います”って今更かよって。なるでしょ」と、一転厳しい表情で責め立てた。

 さらに「今回の宣言が最後となるような覚悟で政府をあげて全力で対策を講じてまいります」と菅首相が述べたことに対しても「この会見見ましたけど、相変わらずなんで、これに対するコメントは何ひとつないし、期待もしてないんですけど」とバッサリ。

 続けて「僕がすごく許せないことは、菅総理も小池都知事もオリパラの直接的な原因が無いからと言って、でも間接的な要因であることは間違いないはずなんですよ。なんだけども今の感染爆発状況とオリパラというのをまったく!結び付けようとしない!あのなんか誠意のない答え方をいつまで続けるんだっていうのは一番腹立たしい!」と声を荒らげた。

 このように、坂上は約1時間に渡りいつも通り、コロナ対策への政府批判を続けた。

 この後、番組では福岡で起こった送迎バス5歳園児死亡事件、アメリカニューヨーク州知事のセクハラ認定、浅草名所立ち退き問題を特集。

 今世間を賑わせているオリンピックについては、前日に体操男子種目別鉄棒で橋本大輝が金メダルを獲得、ボクシング女子フェザー級で入江聖奈がボクシング女子で日本初の金メダルを獲得と話題も豊富ながら、3分ほどのVTRを流すのみで、出演者がこれにコメントをすることはなく、五輪批判を続けてきた坂上が、金メダルを報じる場面は見ることができなかった。

 開催間近となっても最後まで否定的な立場を貫いてきた坂上の五輪報道スタンスに、同調する視聴者から注目が集まっていたのだが、いざ大会がはじまると坂上は夏休みへ。視聴者からは「逃げた」と批判が集まっていた。

 しかし、坂上が夏休みを終えて戻ってくると、どのチャンネルでも大きくオリンピックを扱う中、それを数分で済ませ、国外の話題でさえ取り上げる荒業で難を逃れた『バイキング』。
これも坂上の強い意志なのだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/08/05 18:00
ページ上部へ戻る

配給映画