Snow Man『おそ松さん』実写化でファンは炎上危惧! 実際のところは…?
#Snow Man #おそ松さん
8月3日、人気アニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)の実写映画化が発表され、Snow Manが主演することが明らかになった。このニュースに、Snow Manのファンからは人気アニメの実写化ということで“炎上”を危惧する声が多数上がっているようだ。
『おそ松さん』はギャグ漫画界の巨匠・赤塚不二夫の作品『おそ松くん』(小学館)を原作に、主人公の6つ子たちが20歳を過ぎても定職に就かず、親のすねをかじっている……という内容で、2015年放送の第1期は、人気声優が集結したことに加え、下ネタやブラックジョーク、さらに他作品のパロディなどで大反響を呼び、熱烈なファンを獲得した。
アニメは3期に渡ってシリーズ化されたほか、劇場版アニメや2.5次元の舞台化を始め、さまざまな企業とのコラボ企画、マンガ・小説化、ゲーム化などマルチプラットフォームで展開されてきた大人気作品だ。
この実写映画化では、おそ松を向井康二、カラ松を岩本照、チョロ松を目黒蓮、一松を深澤辰哉、十四松を佐久間大介、トド松をラウールが担当。さらに映画オリジナルキャラクターとして、「エンド」を渡辺翔太、「クローズ」を阿部亮平、「ピリオド」を宮舘涼太が演じることが発表された。
監督は実写版『東京リベンジャーズ』が現在大ヒット中の英勉(はなぶさ・つとむ)氏で、ギャラクシー賞・2015年12月度月間賞にも輝いたコントドラマ『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』(テレビ東京系)で英氏と組んでいた劇作家・演出家の土屋亮一が脚本を務める。プロデューサーの菅原大樹氏は、Snow Man主演による実写化について、「彼らの公式YouTubeチャンネルを拝見する機会があり、そこで見せる無邪気なやり取りや、お互いのことを想っている様子は見ていて本当に微笑ましくて、まさに『兄弟』そのものだなと感じました。もちろん笑いのセンスもある皆様ですので、彼らとなら『おそ松さん』を実写化出来ると確信しました」とのコメントを寄せている。公開は2022年春を予定している。
アニメ好きで知られる佐久間は、原作アニメも当然ながら大ファンのようで、発表のあった同日に公開された動画では、「おそ松さん実写化って、大丈夫か!? できるのか!?」「マジか!って嬉しさと、どうしよう?って気持ちがあった」と、複雑な心境をのぞかせつつも、「台本を読ませてもらったり、スタッフさんからいろいろお話を聞いて。めちゃめちゃこれは、力を入れて頑張りたい」と実写映画化に意気込みを見せた。また、映画オリジナルキャラクターについて、物語のキーパーソンであることも明かされ、ピリオドを担当する宮舘は「名前にも意味がある」などと“ヒント”を披露する場面もあった。
Snow Manの主演映画ということで、ファンからは喜びの声が上がる一方、「大人気アニメの実写化」という点を危惧する声も。「実写化は結構評価厳しいし、変にスノのオタク用の映画になってもなぁ?」「アニメ実写化は荒れるって相場が決まってるwwwオタクですら困惑させるって何事?」「アニメが良くわからないけど、原作ファンの方ってたくさんいるのかな? オリジナルキャラクターとか大丈夫かな?」など、“炎上”とならないか心配する声が多く上がっていた。
「Snow Manのファンは、この実写化で彼らが『おそ松さん』ファンから叩かれるのではとかなり心配しているようですが、一方で『おそ松さん』ファンも、原作が下ネタ満載だけに大丈夫だろうかと逆にSnow Manを心配していたりも(笑)。2.5次元の舞台がすでに何度も行われているので、実写化そのものへのハードルは下がっているのでしょう。
原作は6つ子の物語なのに、実写映画は9人組のSnow Manに合わせてオリジナルキャラクターを追加したように見えますし、そういった点に批判がないわけではありませんが、そもそも『おそ松くん』を自由に発展・進化させたのが『おそ松さん』という面もあります。SNSなどでも、これをきっかけに『おそ松さん』を観てほしいとして6人の見分け方を指南したり、『おそ松さん』というコンテンツの魅力を紹介するといった、親切な『おそ松さん』ファンも多いようです」(週刊誌記者)
双方のファンを中心に、大いに話題になっている『おそ松さん』実写化映画。まずは完成を楽しみに待ちたいところだ。
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