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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 「ジャニーズべったり」払拭? 「ベストジーニスト」改革

「ジャニーズ人気投票状態」払拭なるか!? 「ベストジーニスト」が投票方法を大幅に変更

公式サイトより

 毎年行われている日本ジーンズ協議会主催の「ベストジーニスト」AWARDだが、今年11月に開催される「第38回ベストジーニスト2021」から「一般選出部門」の投票方法が変更されると発表され、注目を集めている。

 この賞は「もっともジーンズが似合う有名人」に与えられるもので、1984年から開催されている。2019年からは「一般選出部門」「協議会選出部門」に加えて「次世代部門」の3部門となっているが、昨年は「一般選出部門」のみが発表されていたことからもわかるように、この部門が同アワードの顔。全国一般消費者からの一般投票により男女1名ずつが選ばれる「一般選出部門」は、男女それぞれ10位までのランキングもあわせて発表され、話題の的となっていた。

 しかし今年からこの「一般選出部門」の投票方法が変更。事前ノミネート形式を取るといい、「インターネット調査によりランダムに選ばれた10代~70代」にヒアリングし、男女10名ずつのノミネート候補者を事前に選出し、一般投票はこのノミネート者のみを対象とすることになった。この候補者は8月初旬に公表予定とのこと。

 この投票変更について、ネットでは「ここ近年のジーニスト賞ってぶっちゃけ人気投票的な感じがあったし、組織票と言われるのも仕方がない感あったから、この変化は良いと個人的には思う」「だんだん組織票の色が強くなってきてたもんね。デビュー組はまだしも、ジャニーズJr.が上位占めてくると世間的には誰?ってなっちゃうし仕方ないかも」「人気投票じゃなくて本当に似合う人や普段から履いてる人が選ばれて欲しいな」など、賛同の声が多数上がっているようだ。

 同アワードの「一般選出部門」といえば、ジャニーズタレントが多数受賞していることで知られる。特に1994年以降の男性受賞者は、2005年の氷川きよしをのぞき、木村拓哉(当時SMAP)、草彅剛(当時SMAP)、堂本剛(KinKi Kids)、亀梨和也(KAT-TUN)、相葉雅紀(嵐)、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)と、2019年までほぼジャニーズの寡占状態にあった。

「あまりに受賞がジャニーズタレントに偏っていることから、ベストジーニストにはつねに癒着やヤラセなどの疑惑が囁かれていました。2020年には韓国出身のタレントであるジェジュンさんが圧倒的な得票数で一般選出部門のベストジーニストに選ばれ、2005年の氷川きよしさん以来となるジャニーズ以外のタレントによる受賞だとして大いに話題になりました。それでも昨年は、男性トップ10にジャニーズタレント7人が名を連ねており、しかも一般的な知名度の低いジャニーズJr.が2位と3位に入るなど、まだまだ“ジャニーズ人気投票”の色合いも強かったのですが、今回の投票方法変更で“ジャニーズべったり”のイメージを払拭できるか、業界内でも注目されています」(芸能事務所スタッフ)

 はたしてノミネートされるタレントは誰になるのだろうか。発表が楽しみだ。

ふじかわきょうこ

最終更新:2021/08/04 08:00
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