AKB48と同じ轍は踏まない!? 高山一実の卒業で乃木坂46が迫られる「1カス」対策
#AKB48 #卒業 #高山一実
7月22日、乃木坂46公式YouTubeチャンネル『乃木坂配信中』における生配信『乃木坂46分TV』にて9月末でグループを卒業することを発表した乃木坂46・高山一実。
結成当初は36名いた1期生も高山が卒業すると残るはわずか6名となる。そんななか、ファンサイトなどでは「1カス」と蔑称される1期生以外には興味がないという層に対する注目が強まっているという。
「多くの女性アイドルファン心理には、普通の女の子たちを推すことによって輝く存在に育てたいという育成願望があります。『1カス』と呼ばれているような結成当初から在籍しているメンバーを推しとする人は特にそのような心理が強いと言えるでしょう。今や国民的アイドルグループとなった乃木坂46も結成当初は普通の女の子たちの集団だったわけです。それが彼女たちの血のにじむような努力の末にトップアイドルとなりました。このようなシンデレラストーリーを支えるのはファン冥利に尽きますから、長い下積み時代のあった1期生のことを特別視するのも不自然ではありません」(アイドル誌ライター)
その一方で、アイドル界では初期メンバーが卒業していったことでファン離れが見られたケースもあった。
「AKB48も前田敦子、大島優子が卒業したあたりから勢いが止まったように見えました。成長しきったグループにはファンも育成願望が沸きにくいのは仕方のないことですし、グループの人気が出てから加入したメンバーを初期メンバーと同じように推せないファン心理も理解できます。だからこそ、絶えず新しいグループが誕生してそこにファンは食いつくのです。現在の乃木坂46人気も1期生の努力によって積み上げてきたものがベースとなっていますから、1期生が全員いなくなってしまえば、一定数のファンが離れることは予想できます。櫻坂46、日向坂46などの姉妹グループが生まれたり、新メンバー募集オーディションが行われたりするのもその対策だった側面もある。1期生の卒業には運営側もかなり慎重になっていると思います」(前出・アイドル誌ライター)
乃木坂46の1期生といえば、齋藤飛鳥や生田絵梨花、リーダーの秋元真夏などがグループに残っている。これらのメンバーは乃木坂46の中でも特に人気が高く、卒業となればグループにとって大きな損失につながりかねない。
「運営は近頃3、4期生に力を入れているようです。齋藤や生田らが卒業した後もグループ人気をいかに保てるかが勝負どころですからね。たとえば、齋藤の小顔、華奢、手足の長さなどのルックス面では4期生・遠藤さくらが、生田の圧倒的歌唱力は3期生・久保史緒里がそれぞれカバーできるところまで成長してきています。秋元のようなリーダー性があり愛されキャラは4期生・賀喜遥香のキャラと似たものを感じます。つまり人気1期生がいなくなってしまってもグループ内に“推し”を作れるようにメンバーを選んだり育てたりしている戦略を感じます。現在行われている5期生オーディションでも先輩メンバーに通ずるものを持つ人材が求められている可能性は高い」(エンタメ誌編集者)
そう遠くない未来に1期生が全員卒業する時、「1カス」が離れてしまわないように、運営側の手腕が問われそうだ。
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