光浦靖子と大久保佳代子、コンビ芸人の時間の積み重ね「お母さんに下ネタ言うみたいな感じ」
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大久保佳代子「メイプルシロップを吸わせてやりなさい」 光浦靖子「ありがとう(泣)」
他方で、22日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)。カナダのバンクーバーに1年ほど留学する光浦靖子を送り出す企画が放送された。題して「行ってらっしゃい光浦さん」。出演者は光浦のほかに、清水ミチコ、よゐこ、おぎやはぎ、森三中の黒沢かずこと大島美幸、たんぽぽの川村エミコと白鳥久美子、そしオアシズの相方、大久保佳代子だ。
去年の後半ぐらいから、光浦が単独で、あるいは大久保とコンビでトーク番組に出演する様子が見られた。ウェブサイトのインタビューも、この期間にいくつか目にした。おそらくこのたびの留学を見越しての出演や取材だったのだろうかとも思うのだけれど、それらの出演・取材が一時期に集中することなく1年ぐらいにわたって散らばっている感じが、なんだか光浦っぽいというか。今回の出演でも、留学がネットニュースで取り上げられ「自分探しの旅」と表現されるなどしたことに対し、光浦は次のように言った。
「粒立てないで!」
光浦は本来、1年半ほど前に留学の予定だったらしい。けれど、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、このタイミングでのカナダ行きとなったという。ただ、大久保はまだ直接、光浦から留学について報告されていないようだ。大久保に直接報告していない理由について、光浦はこう語った。
「照れくさくない? お母さんに下ネタ言うみたいな感じじゃない?」
対する大久保も、マネージャー経由で光浦の留学について聞いたときには、驚くとカッコ悪いと思い平静さを装ったという。
『アメトーーク!』の最後、大久保は光浦に次のような餞(はなむけ)の言葉を語った。
「(光浦さんが留学に)50で行くっていうのは、まだ体も動くし、頭もしっかりしてるし、私にはその勇気がないんでできないですけど、ここでホントに行くって、1年間だけですけども、というのはすごいうらやましいしカッコいいと思うんで。ホントに、いままで仕事仕事でやってきたんで、カナダ行ったらちょっと男性のほうもね。光浦さんを知ってる人が少なくなるわけだから。性欲もたまってるはずです。靖子のメイプルシロップをナイアガラの滝のように、びっちょびちょに。悪い虫が来ても、それは拒否せず、メイプルシロップを吸わせてやりなさい」
清水ミチコが「最低だな」と笑う”下ネタ”を含んだ贈る言葉。「うらやましいしカッコいい」と言われたあたりでは体を揺らして居心地悪そうにしていた光浦は、「カナダ行ったらちょっと男性のほうもね」のあたりで背筋を伸ばし大久保と目を合わせる。大久保からの言葉を受け取った光浦は、「ありがとう」と目元をハンカチで拭うのだった。
傍目にはわかりにくい光浦と大久保の関係。やはりここでも、2人の時間の積み重ねと、そのなかで培われたお互いへの信頼を感じた。と、そんなふうに“いい話”っぽく表現されるのも「粒立てないで!」なのかもしれないけれど。
最後に、光浦が「オアシズとはなんでしょう」と聞かれたときの回答を紹介しておきたい。延々と逡巡し、ひとまず「腐れ縁」という回答に辿り着くものの、最終的にさらにあいまいな答えにほどけていくさまが、らしい。
「えー、なんでしょう、えーっと、なんて言っていいかわかんない……腐れ縁。仕事やって仲悪くなって喋らんくなって、それで落ち着いて、まぁ、別にっていう。それでまた、ギュッてなるこたぁないけど、まぁまぁ」(『アナザースカイⅡ』2021年2月26日)
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