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スケボー中継、解説・瀬尻稜の「ゴン攻め」に倉田アナの「真夏の大冒険」とパワーワード連発

スケボー中継、解説・瀬尻稜の「ゴン攻め」に倉田アナの「真夏の大冒険」とパワーワード連発の画像1
瀬尻稜(所属事務所 公式サイトより)

 東京五輪スケートボードの中継で、アツい競技に負けないほどプロボーダー・瀬尻稜の「自由すぎる解説」が話題を集めている。

 26日午前にNHK Eテレで中継されたスケートボード女子ストリート予選では、解説を務める瀬尻が高難度の技を決めたオランダ人選手について「練習でも1人だけ“ゴン攻め”してて~」と指摘。実況を担当したフジテレビの倉田大誠アナが「ゴン攻めというのは……?」と思わず聞き返すと、瀬尻は「すごい攻めてるってことです」と“解説”した。

 前日の男子ストリートの中継でも瀬尻&倉田アナの掛け合いが注目され、瀬尻の「鬼ヤバイっすね~」「肌感でいうと~」「いや~、ハンパねえっす」「めちゃめちゃ頑張ったっすよ」といったフランクすぎる言葉遣いが話題に。ネット上で「まじめな実況アナとのギャップがいい」「近所の気のいい兄ちゃんと中継観てるみたいで楽しい」「すごい技が決まった時は『鬼』ってつけてくれるのでわかりやすい」といった声が上がっていた。

 今回、それを上回るパワーワードとして「ゴン攻め」が飛び出し、Twitterのトレンドワードで1位になるほどの大反響となっている。

 また、西村碧莉(あおり)選手が金髪に上下白のウェア姿で登場すると、瀬尻は「白いっすね~」と見たままを形容。倉田アナが「西村選手は5日後(7月31日)に誕生日です」と補足情報を伝えると、瀬尻は「じゃあ、メダル獲って5日後にパーティっすかね~」と発言。倉田アナは「パーティですか~」と調子を合わせ、抜群のコンビネーションをみせていた。

 ほかにも、瀬尻が「奇跡みたいな技がビッタビタできましたね」とコメントし、倉田アナが「ビッタビタでしたか」と呼応するなど名シーン連発となった。

 午後の決勝では、西矢椛(もみじ)選手が日本史上最年少となる13歳で金メダルを獲得すると、瀬尻は「おめでとうっすね~」「いや~、本当によくやったっすよ~」と感慨深そうに祝福。飾らない瀬尻の言葉が13歳の快挙をより盛り上げ、ネット上で「瀬尻氏の『よくやったッスよ~』に胸熱」「素直な言葉だからこそ気持ちが伝わってくる」などと評判になっている。

「瀬尻さんのワードセンスに注目が集まっていましたが、西矢選手が決勝で最後のトリックを決めた際に倉田アナが発した『13歳、真夏の大冒険!』という実況フレーズも大きな話題に。『真夏の大冒険がパワーワードすぎる』『今年の流行語大賞はゴン攻めと真夏の大冒険に決定』『倉田アナが最後にぶっこんできた笑』といった声が続々と寄せられ、瀬尻さんに続いてトレンドワード入りを果たしました。瀬尻・倉田コンビの反響は大きく、8月4日(女子)と5日(男子)に予定されているパーク競技でもコンビを継続してほしいとの声が高まっています」(スポーツ紙ライター)

 フランクな解説が話題になった瀬尻だが、そればかりではない。女子ストリートで13歳の西矢が金メダル、16歳の中山楓奈が銅メダルという結果を受けて、瀬尻は「(スケボーは)大人の不良がやっているイメージとか、何か迷惑な人たちがやっているという印象があったかもしれないけど、それが払拭されて、いい方向に変わっていけるきっかけになるのでは」と鋭く指摘。スケートボード人口が増加して正規の練習場が増えることで、「スケボーをやる人と、しない人が互いに認め合ってうまく共存できるようになれば」と今後の課題についても言及していた。

 スケートボードは今大会で初採用となったが、男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗選手に続き、女子ストリートで西矢選手が金、中山選手が銅。それに加えて視聴者をほっこりさせる瀬尻・倉田コンビがブレイクしたことで、想像以上にスポーツとして盛り上がっていく可能性がありそうだ。

雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

さいきじゅん

最終更新:2021/07/26 21:00
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