小林賢太郎の解任騒動で片桐仁の出演が厳しそうなあの人気ドラマの劇場版
#お笑い #東京五輪 #小林賢太郎
東京五輪・パラリンピック組織委は開会式前日の22日、開閉会式の制作・演出チームで「ショーディレクター」として統括役を務めていた元お笑いコンビ・ラーメンズの小林賢太郎氏の解任を発表し大騒動に発展した。
問題となったのは、小林氏がラーメンズ時代の1998年に発表したビデオに収録されているコント。ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)をネタにした、『ユダヤ人大量惨殺ごっこをやろう』というセリフが含まれており、21日深夜から22日未明にかけてSNSなどで一気に拡散したのだ。
そして五輪組織委は深夜から対応を協議し、22日午前11時から行われた会見で、橋本聖子会長が解任を発表。「過去の歴史上の痛ましい事実を揶揄していた。深くおわび申し上げる。責任を痛感している」と謝罪した。
「開会式を巡っては楽曲制作担当の一人だったミュージシャン・小山田圭吾が過去のいじめ告白で批判を浴び19日に辞任。その後、ネット上では制作チームの〝あら探し〟が行われ、結果、小林氏も“完全にアウト”となってしまった。小山田と比べ、小林氏の場合は国際問題に発展してしまう行為だったが、組織委の身体検査が甘過ぎた、という声が多く聞かれている」(五輪担当記者)
各スポーツ紙などによると、22日夜、小林氏とコンビを組んでいた相方の片桐仁が所属事務所を通して謝罪文を発表。
片桐は謝罪したうえで、『当時、差別的な表現や不謹慎な言い回しに対する意識が低く、それによって不快な思いをする相手の方がいることを、想像出来ていませんでした。若気の至りと言えない、非常識な人間だったと思います』と反省したが、どうやら遅きに失した模様だ。
出演予定だった23日のオンラインサイン会は中止され、また、同日、CMキャラクターを務める乳製品「明治プロピオヨーグルトLG21」の公式サイトの一部のページや動画の閲覧、再生ができなくなってしまった。
「一緒にコントを披露した片桐もいわば〝共犯〟で、出演しているCM4本は降板させられ、違約金を取られるのでは。嵐の松本潤主演のTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』ではクセの強いキャラを好演。レギュラーキャストだけに、今年公開の劇場版への出演が発表されているが、出資先などの関係各所が黙っていないはずで、おそらく、降板させられることになりそうだ」(芸能記者)
突然火の粉を浴びた片桐は早々に謝罪のメールを投稿し、一部からは称賛を受けたのだが……残念ながら〝無傷〟ではいられなかったようだ。
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