とんねるず石橋貴明離婚発表がYouTubeに見る時代の陰りと鈴木保奈美との本当の関係
#離婚 #石橋貴明 #とんねるず #鈴木保奈美 #YouTuber
ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!
――7月16日、とんねるずの石橋貴明が公式YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で、鈴木保奈美との離婚を発表しました。
1998年に結婚してから23年目の離婚ですね。動画に掲載されたコメントによると「子育てが一段落したことを機に 今後は事務所社長と所属俳優として 新たなパートナーシップを築いて参ります」とのこと(動画は現在は削除)。まあ、おそらくかなり前からそれほどいい関係ではなかったのではないかな。すでに上の2人の子どもは成人して、一番下の子も昨年高校を卒業していますから、夫婦としての仲は冷めていてもおかしくはありません。
――それにしても、かつては離婚発表といえばマスコミ各社にFAXを送るパターンが多かったのに、YouTubeで発表したというところが珍しいですよね。“時代”ですね。
石橋さんは、今は2020年6月に開設したYouTubeチャンネルが主戦場。そのことをアピールするためにもYouTubeで発表したのでしょう。実際、動画が削除されるまでの約12時間で160万回近く再生されたそうですから、それで稼げますし、石橋さんのYouTubeチャンネルを知らなかった人もこの機会に見てみるかもしれないですし。ただ、再生回数は1カ月平均で1100万回ほど。でも、1回再生で0.1~0.2円なので、思ったよりは稼げてないな、なんとかしなければ、という思いがあると感じました。
――最近、テレビではすっかり見かけなくなりましたもんね。存在感が薄い。
全盛期の石橋さんのゴールデンタイムのギャラは1本800万円と言われていましたが、今は地上波でのレギュラー番組はありません。相方の木梨憲武さんも石橋さんの離婚報道に乗っかって、7月17日放送の「土曜朝6時 木梨の会。」(TBSラジオ)で「俺は1人でライブやってますけど、そのうち貴さんとも新曲も出てくるかも。だって貴くん、リーダーだから」と音楽活動を持ちかけて反応を見ています。
――時代は変わりましたね。離婚報道も思ったほど騒がれなかった。
本人たちもあれこれ言われたくないから、あえて東京五輪の話題でもちきりのタイミングを狙ったのかもしれません。
――不思議なのは、離婚後も鈴木は石橋が代表取締役を務める事務所に所属したままということ。なぜですか?
鈴木さんは結婚後、育児に専念していましたが、2011年に女優としての活動を再開。今は脇的としての出演がほとんどですが、そこそこ順調に仕事をしています。事務所は石橋さんが社長を務めているとはいえ、当然マネジメントする人は別にいる。わざわざ事務所を移籍しなくても問題がない。むしろ慣れている環境で続けたほうがいい。石橋さんだってそのままいてくれたほうが、経営的にもプラスになる。お互いビジネスの上ではこのままがラクだと判断したのでしょうね。
――もう関わりたくないと憎み合っているわけでなく、「円満離婚」ってことですかね。
いやいや、本当に円満なら離婚はしませんよ。
――そうなんですか!?
争うほどではないけれど、いろいろなことが積み重なって夫婦としての重荷は降ろしたい。だけどビジネスでは利害関係が一致しているのでそのままでいいというだけ。それぞれ自分1人で暮らしていく分には充分な収入があるでしょうから、人生の後半は身軽になって新たな生き方をしていくということでしょうね。
――さすが、バツ4の城下さん、離婚する夫婦の心理がよくわかってますね!
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