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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『古畑シリーズ』キャスト予想にあの芸人

木村拓哉か阿部寛か、そして…『古畑任三郎シリーズ』のキャスト予想にあの芸人も参戦!

 昭和、平成に活躍した俳優・田村正和さんが77歳で死去してから4カ月近くが経とうとしているが、いまだその存在は多くの人の心に刻まれ続けている。

 そんな折、最近では複数のメディアがその代表作の一つであるドラマシリーズ『古畑任三郎』(フジテレビ系)の続編に関する記事を複数のメディアが報じて話題となった。

 6月には“2代目古畑任三郎”の本命として阿部寛が浮上していることを女性誌「女性自身」が報じた。

 同誌の記事によると、昨年5月に朝日新聞の紙面上で、『古畑』シリーズの脚本を手掛ける三谷幸喜氏が「条件がそろえば、僕はいつでも映像版『古畑』の新作を書く準備は出来ていますよ、田村さん」と、田村さんにラブコールを送っていたことに触れるとともに、一部報道で昨年に“2代目古畑”の制作をフジテレビが計画し、主演候補としてオダギリジョーの名前が挙がっていたことに言及。

 そうした中、2011年公開の映画『ステキな金縛り』で、阿部が法廷でタップダンスを踊る型破りな弁護士を完璧に演じ切ったことに監督・脚本を担当した三谷氏が「日本を代表するコメディアン」と絶賛し、阿部が主演を務める作品を描くことに意欲を見せていることから、現時点ではオダギリよりも阿部の方が“2代目古畑”に近いのではないかとしている。

 さらに、今月に入ってからは「FRIDAYデジタル」(講談社)が、フジテレビが水面下で『古畑任三郎』復活プロジェクトを始動させ、”ポスト古畑”の最有力候補として木村拓哉の名前が挙がっていると伝えた。

 木村は過去に2回同作にゲスト出演しているが、96年1月に放送されたシーズン2の第4話の「赤か、青か」では爆弾魔を演じ、田村さん扮する古畑が木村の頬をいきなり平手打ちするアドリブ演技は今も同シリーズ屈指の名シーンとしてファンに知られている。
 
 また、99年1月の『古畑任三郎 vs SMAP』も平均視聴率30%超えを記録したが、同媒体では木村はわずか2回の共演ながら田村さんから俳優としての矜持を学んだとし、その後に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で同シリーズのパロディーである“古畑拓三郎”のコント企画を自ら提案して人気コーナーにしたほか、三谷氏も同シリーズの“復活プロジェクト”に前向きな姿勢を見せていると報じている。

 芸能ジャーナリストの竹上光氏は語る。

「『古畑任三郎』シリーズといえば田村さんの印象が強く、実際にインターネット上ではこれらの記事に対してアレルギー反応を起こすファンも見受けられますが、そもそも人気ドラマシリーズがリメイクされることは民放ではよくあることですし、とくに近年視聴率で苦戦しているフジなら過去のヒット作に自局の復活の活路を見出そうと考えても全く不思議ではありません。一部のファンから厳しい声が飛んだとしても確実に話題にはなりますからね。フジとのパイプを考えると、阿部さんよりは木村さんの方が主演の可能性が高そうですよね。あとは三谷さんの判断次第でしょうけど、そこに関しては22年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の結果次第と見ています」

 そうした中、「FRIDAYデジタル」の記事では西村まさ彦の当たり役ともなった、劇中では古畑の相棒とも言うべき存在だった今泉慎太郎巡査役の有力候補としてお笑いコンビアンジャッシュの児嶋一哉の名前が挙がっていることにも触れているが…。

「近年は俳優としても存在感を増している児嶋さんですが、人気ドラマシリーズの復活に関連して自身の名前が取り沙汰されていることについては悪い感情はないようです。”ポスト古畑”とされる木村さんだけでなく、自分のことももっと話題になればいいのにと周囲に冗談まじりに話しているそうです」(芸能事務所マネジャー)

 すでに今泉巡査役の準備は万端といったところか!?

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/07/24 11:00
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