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キスマイ横尾渉「交際宣言」の裏にあるジャニーズの“方向転身” 結婚、家族ネタも容認へ?

キスマイ横尾渉「交際宣言」の裏にあるジャニーズの方向転身 結婚、家族ネタも容認へ?の画像1
横尾渉

 Kis-My-Ft2の横尾渉が7月16日発売の「フライデー」(講談社)で一般女性との真剣交際を掲載され認める発言をしたことが、ファンだけでなく業界内でも話題となっている。

「ジャニーズは他のマスコミからの後追い取材に対して、横尾の交際は認めながらも特に何か進展がすぐあるわけではないと話しています。ただ、後追い取材を掲載NGにするほどの“圧力”はかけてこなかったようです。比較的、知名度がイマイチな横尾さんということもあって、各マスコミがジャニーズとの関係を考慮し、自主規制として取材をストップさせているようです」(民放関係者)

 しかし、取材を進める中でジャニーズの変化を感じたと明かしてくれたのは、あるスポーツ新聞の芸能記者だ。

「ここ最近、ジャニーズではCMや大きなドラマなどが控えているようなタレント以外は、熱愛報道に対してあまり“圧力”はかけてこないんです。今回は、キスマイが今年8月にCDデビュー10周年を迎える大事な時期なのに、横尾さんに対しての取材をシャットアウトするわけでもなかった。それよりも、この報道で少しでもキスマイが取り上げられればうれしいと話しているマネージャーもいるみたいで、今回の熱愛はいつものようにピリピリした雰囲気はないみたいですよ」

 この裏には、ジャニーズ事務所の“方向転換”があるそうだ。

「ジャニーズ事務所は女性との交際に対して、条件を満たせば一部で容認する方針に変わり始めているんです。フライデーの取材で横尾さんも答えていますが、彼ももう35歳。ジャニーズは高齢化が進んでおり、昔のようなやり方に限界を感じているんです。『彼女は絶対にいないものとする』『たとえ結婚をしても私生活は隠す』という方針は、亡くなったジャニー喜多川さんが作り上げたルールで、現在の藤島ジュリー景子さんを中心としている経営陣はあまり重要視していないんです」(民放関係者)

 というのも、結婚することで仕事の幅が増えるタレントも出てきたからだという。

「V6の井ノ原快彦さんは結婚して子どもが生まれてからのほうが個人活動は調子がいいですし、東山紀之さんも結婚後のほうが仕事が増えている。ジャニーズは嵐の活動休止後、他グループのビジネスチャンスをいろいろと探っています。そこで、年齢が上がっているグループのメンバーには結婚も許して、仕事の幅を広げさせようとしているようなんです」(民放関係者)

 さらに、あのキムタクファミリーの解禁も進んでいるという。

「テレビ東京で放送した『本当にスゴい!ものまね芸人ランキング』で、ミラクルひかる、みかん、ホリの3人が、キムタクファミリーのインスタライブネタを披露したんです。このネタは、木村拓哉さんと工藤静香さんのモノマネに加え、娘のCocomiとKōki,までモノマネの対象にするなどやりたい放題の内容でした。長らく、木村さんには妻も娘もいないような暗黙のルールを通してきましたが、今後は地上波でも“家族解禁”が進むそうです。今回のネタは、番組のスタジオゲストにSixTONESの田中樹さんがいたことでもわかる通り、事前にジャニーズサイドに許可を取ったもの。ジャニーズがこのネタをOKしたことを皮切りに、各局が木村ファミリーを使った企画を進めていく流れのようです。もはや、ジャニーズタレントの結婚も交際もしてはいけないというルールはなくなったも同然なんですよ」(民放関係者談)

 横尾の熱愛は、ジャニーズ帝国に風穴を開けることになるかもしれない。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2021/07/21 12:00
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