「菅義偉首相が後ろ盾です」無免許運転、経歴詐称、そして不倫…都議たちの”華麗すぎる”疑惑と来歴
#週刊誌スクープ大賞
IOCバッハ会長の“ぼったくり”と西村康稔経済再生相の“暴挙”
現代でノンフィクション・ライターの森功が、話題のIOCのバッハ会長の「ぼったくり男爵」ぶりが酷いとリポートしている。
彼が宿泊しているのは、虎ノ門の「The Okura Tokyo」の1泊250万円のインペリアルスイートルームだそうだ。
だが、バッハが払うのは最大で1泊4万4000円までだから、その差額は日本側が払う。
泊まるだけではなくバッハは、あくまで森のリポートによればだが、室内の調度品もすべてIOC御用達に替え、料理人も国から連れてきているというのである。オークラ側は、客のプライバシーに関わるとして答えてはいないが。
だがバッハという男、いかにもそういうことをやりそうな人品骨柄ではある。
その上、バッハは国賓でもないのに、天皇に謁見させろとゴネているという。宮内庁は突っぱねているというが、バッハはWHOのテドロス事務局長が開会式に国賓として来日する際、一緒に陛下に挨拶したいと言い出しているそうだ。
宮内庁は困惑しているそうだが、私は天皇はバッハに会わないと思う。なぜなら、開会式に皇后を出席させなかったからである。表向きはコロナ感染の危険があるという理由のようだが、これは、天皇皇后がコロナ禍の中で東京五輪を強行することを危惧しているからではないか。そう考えるからだ。
組織委によれば、今年の3月時点の東京五輪の経費は1兆6440億円になり、その中でIOC幹部たちの「おもてなし」代を含めた大会運営費が7310億円にもなる。このままいけば3兆円を超えるのではないかといわれるが、そのツケは必ず国民に回ってくる。
バッハの前で、「やるんか東京」を大合唱してやりたい。
さて、日本中の酒呑みたちの怒りを買ってしまったのが、西村康稔経済再生相である。
7月8日に4度目の緊急事態宣言を発令した時、休業要請に応じない飲食店に対して、金融機関から融資をしないなどの圧力をかけてもらう主旨のことを言ったのである。
しかも、文春によれば、8日には酒類の販売業者団体に内閣官房新型コロナウイルス感染対策推進室と国税庁酒税課の連名で、「酒類の提供停止を伴う休業要請等に応じない飲食店との酒類の販売停止について」という文書が出ていたというのだから、西村個人の単なる思い付きではなく、菅首相も了解していたことは間違いない。
西村は常々、「感染拡大を防ぐためにとにかく酒の提供を止めなければならない」と主張していたという。先の文書も、国税庁は「無理だ」という認識だったのに、西村が激怒して「取引停止」という強い文言を入れざるを得なかったそうである。
西村の暴言に対する反発が広がり、あわてて謝罪したが、野党からは大臣を辞任せよという要求も出てきたため、菅首相は、自分は承知していなかったと火消しに大わらわだが、下戸で酒飲みの恐ろしさを知らない首相の限界である。
なぜ、それほどまでに酒を呑むことを憎むのだろう。居酒屋でコロナに感染するよりも、家庭で感染する率のほうがはるかに多いというエビデンスを無視してまで、酒を悪者にしたいのはなぜか。西村は過去に酒で大失敗したことがあり、以来、酒を憎むようになったのではないかと考えたくもなる。
彼は将来、首相の座を狙っているといわれるそうだが、酒呑みを敵にしたら可能性はゼロだ。いいことを教えてあげよう。緊急事態宣言下でも、ひとり酒だけは認めることにしなさい。本当の酒好きはひとり静かに呑むのが好きなんだ。そうすれば、店も酒呑みも両方喜ぶ。「善政」とはそういうことだ。
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