カップ麺界の王者「カップヌードル」が攻め過ぎたかもしれないチャレンジ商品3選
#八村塁 #カップ麺 #カップヌードル #カップ麺一行3昧
NBA八村塁選手とのコラボ商品!「カップヌードル 氷見カレー ビッグ」
最後に紹介するのは、「カップヌードル 氷見カレー ビッグ」220円(税別)。NBAで大活躍中のワシントン・ウィザーズ八村塁選手とコラボした商品で、八村選手の出身地である富山県氷見市のご当地カレー「氷見カレー」の味を再現した商品となっています。
氷見と言えば、桃太郎電鉄では「氷見うどん屋」や「寒ブリ料理屋」でおなじみですが、氷見カレーもテレビで紹介されたことをきっかけに「氷見カレー学会」が発足し、町おこしに使われるようになりました。氷見カレーの定義は氷見産の煮干しを使用することで、お店によって様々なカレーが供されているとのこと。今回のカップヌードルでも「氷見産煮干しパウダー」が使われています。
とろみの強いカレー味のスープです。とろみの強さはレギュラー商品の「カップヌードルカレー」や「カップヌードル欧風カレー」と同様ですが、今回は煮干しラーメンでもよく見られる煮干しだしと玉ねぎの風味の鉄板の組み合わせに、甘みを抑えてスパイス感があるキリッとした味わいが特徴。ピリ辛程度ですが他のカレー味のカップヌードルより辛いです。
合わせる麺は、いつものカップヌードルに比べると幅も厚みもあり、縮れの強さによって、とろみのついたスープとよく絡みます。麺とスープの一体感が強力でした。
氷見カレーの定義である氷見産煮干しも、パウダー状でしっかり入っています。ほんのり香る程度だった煮干しが、煮干しパウダーを入れることでガツンと感じられるようになりますが、溶かし切ると弱くなってしまうので、上に乗せたまま食べるのがオススメです。
具として入っているのは謎肉、コーン、ニンジン、ネギ。コラボ商品であり、煮干しパウダーにもコストが割かれていそうですが、それでも謎肉はしっかりたくさん入っていました。煮干しパウダーよりも目立っているくらいです。主役の座は譲らない謎肉。
オリジナリティとカップヌードルらしさの共存!
カップヌードルの変わり種を3品紹介してきましたが、唐揚げ、汁なし、そして煮干しパウダーと、それぞれ個性が光る一杯でした。それでいて、それぞれが個性を主張しながらも、カップヌードルらしさを失っていないのが印象的で、らしさは謎肉や麺に現れていました。
受け継がれたものを大事にしつつも新しいものも追い求める姿、伝統と革新の共存する姿が、カップヌードルの大きな魅力なのは間違いありません。
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