元乃木坂46・松村沙友里がここまで愛された理由「後悔すべきことを後悔させてくれた」
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「さゆりんご」の愛称で知られる松村沙友里が7月13日、乃木坂46を卒業した。
今でこそグループの中心メンバーとして有終の美を飾った松村だが、2014年には不倫スキャンダルを起こしていたことは有名な話。しかし、あるアイドル評論家は当時を振り返ってこう語る。
「言うまでもなく、アイドルにとって恋愛スキャンダルは致命傷です。それが不倫であればなおさらです。実際、松村本人もそのタイミングで乃木坂を辞めようと思ったこともあったようです。ですが結局、彼女はアイドルとして返り咲きました。その裏には相当の苦しみと努力があったことは想像に難くありません。それなのに、彼女は『逆風を乗り越えた』というニュアンスのコメントを一度も口に出したことがないんです。それが、ファンの信用回復につながった。その後の活躍ぶりを見る限り、逆風を完全に乗り越えたと言っていいでしょうね」
卒業日に合わせて写真集『次、いつ会える?』(マガジンハウス)が発売されたが、ファンの中には最後に収録されているインタビューが「涙なしには読めない」と話題を呼んでいるという。
「彼女はメンバーの卒業などの節目では『私がダメになってしまったとき』などと自らあの不倫騒動を切り出しています。そして今回の写真集でも『後悔すべきことを後悔させてくれた』と表現。つまり、彼女はいまだにあのスキャンダルは後悔し続けていて、それでも自身を受け入れてくれるファンやメンバーへの感謝を常に持ち続けていたとも読み取れる。アイドルも人間ですから過ちを犯すことはあるでしょう。松村が反省する姿は、等身大の人間として非常に応援したくなるものがあります」(アイドル誌ライター)
写真集では他にもさまざまなメンバーとのコラボページもあり、「エモすぎる」とファンが歓喜している。
「1期生・生田絵梨花とのユニット“からあげ姉妹”のページのインタビューが特に印象的でした。そのインタビュー内で生田が、『松村はいつも笑って元気づけてくれるが、いつも元気いっぱいのはずがないから、頑張り続けすぎていないか常に心配してきた』といった内容のコメントをしています。一見おバカっぽく見える松村ですが、いまだにメンバーに気を使ってそう演じているのかもしれません。このように、たびたび垣間見える松村の人柄が、過去のスキャンダルを責めるのではなく、前を向いて応援したくなるファン心理にさせたのでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
卒業ライブでは“さゆりんご完全燃焼”と歌い上げ炊いていた松村。「元乃木坂46」という肩書がなくなっても、変わらず「アイドルの中のアイドル」で居続けてくれるに違いない。
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