『VS魂』、突然の“全面リニューアル”に「迷走しすぎ」「昔のジャニーズJr.の番組みたい」とファン困惑…
#VS魂
嵐の相葉雅紀が「キャプテン」を務めるゲームバラエティ番組『VS魂』(フジテレビ系)の突然の“全面リニューアル”に視聴者が困惑している。
嵐が活動休止となったことを受け、グループの冠番組『VS嵐』が相葉に引き継がれ、風間駿介に、Sexy Zone・佐藤勝利、ジャニーズWEST・藤井流星、King & Prince・岸優太、美 少年・浮所飛貴といったジャニーズ勢と今年1月からスタートした『VS魂』。1月3日に放送された初回3時間生放送スペシャルは午後7時~9時台で世帯平均9.0%、個人6.0%(午後6時~7時台は世帯平均8.7%、個人5.6%)と視聴率では早々に大苦戦し、以降も低空飛行が続いている。
それでも徐々にレギュラー6人ならではの空気感が醸成され、「キキトリ魂」といった新たなゲームも定着しつつあったのだが……。
「7月15日の放送から新企画がスタート。スタジオを飛び出し、100メートル走やリレーといった陸上競技、水泳のリレー、さらに千葉ドイツ村の広大な敷地を使った『ダイナミック坂道ボウリング』など屋外のものが中心で、スタジオでは『マッチング炙り対決』という料理対決のみ。1時間、丸々まったく新しい企画になっており、完全に番組内容が刷新されました。特に冒頭は何の説明もなく新企画が始まったため、スタジオゲストだった準レギュラーのアンタッチャブル・山崎弘也がツッコむまで混乱している視聴者もいましたよ(苦笑)。
また前週7日の放送回の中で新企画がスタートすると予告されていたのですが、いきなりメンバーがセクシーにシャワーを浴びるスローモーション映像が流れ、突然のサービスカットに喜ぶファンもいた一方、『19時台にこういうの流すのやめてほしい』と当惑した人も少なくなかった。今回の放送の冒頭でもこれが流されましたが、全体的に演出や編集が意味不明だと不満の声が出ています。妙なところでスローになったりするんですよね」(テレビ誌ライター)
ネット上では「VS魂さんは迷走されてるんですかね?」「久しぶりにVS魂観れたけどつまらなすぎて悲しい」「どうしちゃった?特番?スペシャル?」「特に説明もなく意味わからん対決始まっててVS魂大丈夫そ?」と、困惑の声が相次いで上がっている。Twitterでは検索画面で「VS」と入力すると「迷走」「面白くない」といったサジェストワードが出る始末。番組公式Twitterアカウントにも「ずっとこの形になるの?だとしたら、かなりモヤモヤ」「これが新企画で続くと思うと見れないです」といったリプライまで付いている。なぜこんなことになったのだろうか。
「広告出稿こそ安定していますが、世帯視聴率で6%を切る回も出るなど、あまりに番組が不調な上、コロナ禍が想定以上に長く続いているため、思い切ってリニューアルしようと決断したようです。屋外のほうがリスクが少ないですし、もともと『VS嵐』の時も出張対決などはありましたからね。しかし、あまりにタイミングが中途半端。『もうすぐオリンピックだから』といった安易な理由でなければいいのですが……」(同上)
新企画が定着するまでには時間がかかるだろう。長い目で見る必要がありそうだが、しかし、今回のリニューアルにはまだ懸念点があるという。
「1時間を通してのチーム戦だったこれまでとは違い、今回からゲームごとに対戦相手が変わってしまっており、『VS』らしい対決感が薄れてしまった。同番組のウリは、番宣で来る俳優たちが普段は見せない顔をゲーム対決の中でのぞかせるところにもあったはずですが、今回ドラマの番宣で来た比嘉愛未はスタジオでVTRを見ていただけ。芸人とのスポーツ対決、意味不明なシャワーシーンなどで『昔のジャニーズJr.の番組みたい』とも言われていますが、実際このままではジャニーズファンしか観なくなりそうです」(アイドル誌記者)
放送開始から半年。『VS魂』はこのまま新路線で突っ走っていくのか、それとも……。
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