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内田理央、写真集の売れ行きは…女性ファン向けの“ソフトなエロ”という鬼門

内田理央、写真集の売れ行きは…女性ファン向けのソフトなエロという鬼門の画像1
内田理央写真集「PEACH GIRL」(主婦と生活社)

 今年6月23日に約5年ぶりとなる写真集『PEACH GIRL』(主婦と生活社)を発売した内田理央。20代ラストという節目の写真集ということもあり、大胆にヒップを露出するなど、かなり攻めた内容だったものの、思ったようなセールスを弾き出せずに苦悩しているという。

 ヒップの部分が丸く空いた「Oバック」の衣装を着たり、写真集としては珍しい「袋とじ」を採用したりなど、限界ギリギリとなった『PEACH GIRL』。

「確かに露出度は高いんですが、人気女性ファッション誌『ar』の編集部で作ったということもあり、女性向けのポップでおしゃれな雰囲気になっているんです。内田さんは女性ファンも多いのでアリなのでしょうが、やっぱり男性にはあまり刺さらない内容なんですよね。“脱いでいる”ということが売りなのに、おしゃれな雰囲気になっているということで、かなりコンセプトがブレてしまったのは否めません」(出版関係者)

 内田といえば、昨年1月期に放送されたテレビ東京系ドラマ『来世ではちゃんとします』で複数人のセフレを抱える女性を演じ、その大胆な演技も話題になった。さらに、続編となる『来世ではちゃんとします2』も8月にスタートする。

「この作品が話題になったこともあり、ドラマ業界で内田理央は“体当たり演技ができる”ということで、高く評価されていて、出演オファーも多い。ただ、その一方で『来世ではちゃんとします』は“ソフトなエロ”を求める女性視聴者が多く、そういう意味では、主演が誰であろうとあまり関係なかったという見方もあります」(ドラマ関係者)

 作品に恵まれた内田だったが、その先に進めるかどうかは、また別の話ということなのだ。

「内田はいろいろな役ができるので、制作サイドから信頼されている俳優であることは間違いないですね。でも、客が呼べるかどうかはまた別の話。今回の写真集も、『来世ではちゃんとします』を見ていたような女性に向けて作ったのでしょうが、その視聴者たちがお金を払って写真集を買うかといえば、必ずしもそうではない。そのあたりの読みを間違ったと言えると思います」(同)

 写真集は、どうやら想定したような売れ方とはないっていない内田理央。だーりおの今後に期待したい。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2021/07/10 10:00
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