ヒット請負人・神木隆之介の“ジンクス”崩壊? 映画『100ワニ』予約状況が「ガラガラ」と話題…
#神木隆之介 #100日後に死ぬワニ #100日間生きたワニ
2020年にTwitterで連載されて社会現象を巻き起こした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』(著: きくちゆうき)を原作に、改題してアニメする映画『100日間生きたワニ』が7月9日より全国公開される。豪華なキャスト&スタッフが集結した意欲作のはずだったが、公開前から「予約状況がガラガラすぎる」などと騒がれ、早くも悪いムードが漂っているようだ。
『100日後に死ぬワニ』は原作者・きくちゆうき氏のTwitterで100日間にわたって連載され、昨年3月20日に掲載された最終話が200万件以上の「いいね」を集めるなど大ブームを巻き起こした。ところが、ファンが余韻に浸っていた完結直後に、書籍化のみならずグッズ化やアニメ映画化などの商業展開が相次いで発表され、急速にファンがシラけ、炎上騒動にまで発展。アニメ映画版の先行きを危ぶむ声が上がっていた。
しかし、そんな心配をよそにアニメ化は着々と進行。ワニ役に神木隆之介、親友のネズミ役に中村倫也など豪華キャストが発表され、大ヒット映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎とその妻・ふくだみゆきが監督&脚本、亀田誠治が音楽、いきものがかりが主題歌を担当するなど、豪華布陣を整えた。
当初は5月28日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期。満を持して、今月9日に封切りを迎えるはずだったのだが……。
「公開日が近づいた7日ごろから、SNS上で『ネット予約の座席がまったく埋まっていない』『どこもガラガラ』などと話題になった。あまりに座席予約画面が真っ白なことから、複数の座席を仮押さえして『ワニ』という文字を書くイタズラまで起きるなど、悲惨な状況になっています。こうした騒動になると『逆に観てみたい』という映画ファンがいるものですが、話題になってから1日以上が経過しても数席がポツポツと埋まるのみで、いまだ真っ白の上映回も多く、残念ながらただネタにされているだけの状態です」(映画ライター)
また、映画・ドラマなどのレビューサイト「Filmarks」では、試写会で『100ワニ』を観賞したという人が「総作画枚数300枚くらい?」「紙芝居60分で何円取る気だろうか」「ただでさえ動きが少ないのに回想的に同じシーンを丸々流して省エネ」などと酷評を投稿したことも話題に。もっとも、こちらもイタズラのレビューが多数投稿されるなど荒らされており、ネット上の“ネタ”として昇華されてしまっている状況だ。
「映画ファンからは『神木くんのジンクスが崩れてしまう』と残念がる声もあるようです。神木は声優として『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『君の名は。』『サマーウォーズ』『天気の子』などに出演し、ネットを中心に『神木隆之介が出演したアニメ映画は確実にヒットする』『アニメのヒット請負人』というジンクスがささやかれていました。興行収入100億円突破が確実視されている公開中の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』にも出演し、ジンクスを継続していたのですが、さすがの神木でも『100ワニ』を大ヒットに導くのは難しいのではとみられています」(前出)
しかも、延期してようやく公開に漕ぎつけたかと思ったら、公開日直後に東京都の緊急事態宣言が発令されることが決定。ある意味、もし“爆死”となっても言い訳がきくので「救われた」といえなくもないが……。はたして、これで「ヒット請負人」と呼ばれる神木のジンクスは崩れてしまうことになるのだろうか。
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