『ブラタモリ』で浅野里香アナがタメ口も…すかさずフォローしたタモリの“神対応”
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タモリが日本の色々な場所を訪ね、地形の秘密を探る『ブラタモリ』(NHK)。アシスタントを務める女子アナとの軽妙なやりとりも番組の魅力だが、先日の「江戸城」の回では、NHKのアナウンサーらしからぬ“失言”が飛び出した。現在、6代目アシスタントを務めるのは浅野里香アナ。入局6年目という彼女だが、その発言が賛否を呼んだ。
「当日の放送は、コロナ禍の苦肉の策で、2階建てバスで都内を巡るもの。江戸城の痕跡をたどるべく、丸の内~東京駅~皇居前~千鳥ヶ淵~日比谷公園などをたどりましたが、銀座に移動した際に、浅野アナが思わずタメ口で『銀座じゃん』と、口走ってしまったのです」(テレビ情報誌記者)
共演する相手は業界の大先輩である大御所・タモリ。ネット上には、浅野アナの親しみやすい素の表情を見られたことを好意的に受け止める声が上がる一方で、「言葉遣い悪いな」「若者しゃべりが抜けてない」「NHKのアナウンサーとは思えない口のきき方」などと、苦言も寄せられた。
しかし、百戦錬磨のタモリのあしらいは、誰もが「さすが」と唸るものだった。
「一瞬、ヒヤっとするような浅野アナの発言でしたが、タモリは苦笑した後に、『銀座じゃね?』『銀座ですけど~』と、若者言葉を連発。一同、笑いに包まれ、事なきを得ました」(同上)
女子アナがタレント化して久しい中、いまだ“良心”を貫くのがNHKだ。有働由美子、久保純子、膳場貴子といったNHK出身アナが重宝されるのは、落ち着いた雰囲気や高いアナウンス力が評価されている証拠。うっかりとはいえ、現役のアナウンサーが大先輩のタモリを前に“タメ口”とは驚きだ。キー局の関係者はこう語る。
「テレビ局には視聴者からの意見を受け付ける部署があり、失言があったり、内容に問題があったりすると、数秒後には電話が鳴ります。局の電話番号を登録し、『何かあったら電話してやろう』と待ち構えている視聴者が一定数いるのです。ただNHKは、『受信料を頂いている』という大義名分があるので、民放とは視聴者の意見の重みが違う。とりわけアナウンサーの口のきき方、日本語の間違いなどはフォローが出来ないものだけに、間違いなくクレームの電話はあったでしょう」(キー局関係者)
タモリのナイスフォローに救われた浅野アナ。『ブラタモリ』抜擢で、今後は要注目だ。
「『ブラタモリ』のアシスタントは1年から2年で交代しますが、桑子真帆は番組をきっかけに大出世を遂げ、今やNHKのエース格。前任の近江友里恵はアシスタント卒業後、朝の帯番組『あさイチ』に大抜擢されています。浅野アナの『銀座じゃん』の場面は翌週のダイジェストでも放送されましたし、そもそも生放送ではないので、現場がOKを出したということ。アナウンス部の先輩には怒られたでしょうが、“爪痕を残した”という意味で結果オーライでしょう」(週刊誌芸能記者)
タモリの手にかかれば、女子アナの些細なミスなんて“笑っていいとも”?
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