菅義偉首相が“なかった”ことにする「天皇陛下の五輪憂慮発言」
#週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・1「天皇『五輪懸念』VS.菅『皇室は観光資源』」(『週刊文春』7/8日号)「『天皇』が『東京五輪ご懸念』の背後に『秋篠宮』そのまた後ろに『小室圭さん』」(『週刊新潮』7/8日号)
同・2「経産『詐欺官僚』カネと女と父親」(『週刊文春』7/8日号)
同・3「小沢健二(53)23歳下青髪カリスマ歌手と深夜“ラブリー撮”」(『週刊文春』7/8日号)
同・4「国政復帰したい『小池百合子知事』長期入院でまたも敵前逃亡」(『週刊新潮』7/8日号)
同・5「哀れな殿『ビートたけし』が恩人『バンダイ』を訴えた『アウトレイジ』な銭闘裁
判」(『週刊新潮』7/8日号)
同・6「立花隆の『遺言』」(『週刊文春』7/8日号)
同・7「菅義偉総理とハマのドン『藤木幸夫氏』が肩を並べる『スリーショット写真』の意味」(『フライデー』7/8日号)
同・8「ワクチンを打ったら始める『ひとりで生きる』準備」(『週刊現代』7/10・17日号)
同・9「コロナ景気の『億超えサラリーマン』200人の素顔」(『週刊ポスト』7/16・23日号)
同・10「名門・ホテルグランドパレス『金大中事件』が起きた部屋に泊まってみた」(『フライデー』7/8日号)
同・11「大谷翔平 米国人審判の態度が変わった! MVPに立ちはだかる『いじめの兆候』」(『FLASH』7/13日号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
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東京五輪枯れとでもいうのだろうか、どの週刊誌もネタ切れのようである。そこで今週は順位なし。
まずは大谷翔平から。
もはやベーブ・ルースを抜いて100年に1度の男になる可能性も出てきた。共同通信(7月5日 9時10分)がこう伝えている。
「エンゼルスの大谷はアナハイムでのオリオールズ戦に『2番・指名打者』で出場し、三回に2試合ぶりの31号ソロを中越えに放ち、ヤンキース時代の2004年に松井秀喜がマークした日本選手シーズン最多本塁打記録に並んだ。4打数1安打1打点、1得点。チームは6―5でサヨナラ勝ちし、4連勝とした」
MLBのオールスターに出場(日本時間7月14日)も決まった。ア・リーグ指名打者部門で、前日に行われる恒例の本塁打競争にも出場する。
バッターとしての活躍は目を見張るものがあるから当然だが、ここへきて投手としての大谷に、やや心配な兆候が見える。
FLASHが伝えているように、審判の判定が厳しくなってきているのだ。6月12日のダイヤモンドバックス戦では1イニングで2つのボークの判定を受け、大谷には珍しく「なんで?」という表情を見せた。
ストライクの判定も、明らかに首を傾げざるを得ないものが多くなっているが、一番心配なのは大リーグの「粗悪なすべるボール」への対応である。
日本時間の7月1日に行われたヤンキース戦では、2/3回で5四死球、2安打、7失点という乱調で降板した。フォーシームは浮き上がり、スプリットはバッターの手前でお辞儀してしまう。
大谷は松ヤニなどの違法なものは使っていないから心配はないが、これからますます暑くなってくると、さらに汗ですべりやすくなるはずだ。このクソボールをコントロールできるかどうかが、投手・大谷の最大の課題になる。彼なら克服できると思いたい。
お次はフライデー。
6月末に閉館した東京・九段にあるホテルグランドパレスの2212号室の部屋の写真が掲載されている。ここで1973年、宿泊していた韓国の金大中(後に大統領)がKCIA(韓国中央情報部)に拉致された事件が起きた。
当時私は、月刊現代の編集者だったが、講談社から近かったこともあって、先輩からいわれて駆け付けた。だが、何をしていいのかわからず、ホテルの中をウロウロしていて、先輩に怒鳴られた。ホテル側にいわせれば、いつまでも金大中事件のホテルといわれるのは嫌だったかもしれないが、歴史を刻んだ場所が次々になくなっていくのは残念なことである。
フライデーによれば、78年にはここでドラフト会議が行われ、その後に「江川卓事件」が起きたという。
ところで私は金持ちが大嫌いである。
金持ち=人の悪いヤツ=詐欺師というイメージが抜け難くある。
だいたい億などというカネをどうやれば稼げるのか、私には想像もできない。そのカネの陰で泣いている正直者がどれだけいることか。
したがってポストの億超えサラリーマン200人などという特集に、いつもなら目を向けないのだが、今週は合併号なのに読んでみたい特集がほとんどない。
仕方なく紹介するのだが、読んでいて怒りたくなっても、私の責任ではないからね。
1位2位に並んでいる外国人は、報酬総額(年収の事なのか?)が18億と17億である。
私が汗水たらして稼いだ生涯年収の数倍を1年間で稼ぐ。こんなバカなことがあっていいのか。この2人と私の能力にそれほどの差があるはずないではないか。
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