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キンプリ、「海外進出」に本腰! ブルーノ・マーズもリスペクトする超大御所とタッグで「ポスト・嵐」化進む?

キンプリ、「海外進出」に本腰! ブルーノ・マーズもリスペクトする超大御所とタッグで「ポスト・嵐」化進む?の画像1
Re:Sense<初回限定盤B>

 着々と嵐の後継グループとなりつつある?

 King & Princeが7月21日に発売する3rdアルバム『Re:Sense』の詳細が発表され、超大物プロデューサーの参加に業界や音楽ファンがざわついている。

 24日、『Re:Sense』に収録される「Namae Oshiete」を世界的プロデューサーであるベイビーフェイスが手がけていることが発表された。

 ベイビーフェイスは、ホイットニー・ヒューストン「I’m Your Baby Tonight」、エリック・クラプトン「Change The World」、マドンナ「Take A Bow」といった数々の全米No.1ヒットを手がけ、中でもボーイズIIメンの「End Of The Road」と「I’ll Make Love To You」はそれぞれ全米チャートで13週と14週の1位という記録的な大ヒットに。ほかにもマイケル・ジャクソン、マライア・キャリー、ビヨンセ、アリアナ・グランデなど錚々たる面々をプロデュースしており、これまでグラミー賞を12度受賞したレジェンドだ。

 この超大物が手がけたという「Namae Oshiete」は、2019年にLAでレコーディングされた全編英語詞の楽曲。25日にはティーザー映像が公開されており、最後に「Produced by Kenny “Babyface” Edmonds」と表示されるなど、ベイビーフェイスの名前を大きく打ち出している。

 King & Princeは、5月19日に発売された7thシングル『Magic Touch / Beating Hearts』を機に、急速に海外を意識した動きを見せている。デビュー3周年となる5月23日に公式SNSをスタートさせ、グループ公式YouTubeチャンネルも新たに誕生。これまで所属レコード会社のチャンネルで公開されてきたKing & Princeのミュージックビデオは視聴地域の制限があり、日本以外のほとんどの国では観ることができなかったが、グループ公式チャンネルでは地域制限はなくなり、海外ファンは「ついに!」と喜びを爆発させた。

 シングルで初めて全編英語曲となった「Magic Touch」は、ここ数年のK-POPのようなUSヒップホップ系のサウンドに、著名ダンサーによる振り付けのレベルの高いダンス、クールなビジュアルなどで大きな反響を呼んだ。ベイビーフェイスが手がけた「Namae Oshiete」にも期待が高まるところだ。

「すでに永瀬廉のラジオ番組でも解禁されていますが、サウンドは今っぽい洋楽ポップス。ベイビーフェイスらしい、アジア人受けするメロディセンスも感じられ、どちらかというと嵐の英語曲の路線に近い印象ですね。コロナ前の2019年にベイビーフェイスから直接指導を受けてレコーディングしていることもあって歌のクオリティも高い。

 19年前には平井堅がプロデュースしてもらったこともありますが、ベイビーフェイスは“超大御所”だけにそう易々と呼べるものではなく、予算も相当費やしているのでは。SNSなどの環境も整い、海外進出に向けて本腰というところでしょう」(レコード会社関係者)

 また、嵐とのさまざまな共通点も指摘される。

「TwitterとInstagramで日本語とともに英語でも情報発信をする手法が、嵐とまったく同じ。大御所をプロデューサーに迎えた英語曲という点も、ブルーノ・マーズと組んだ嵐と構図が似ている。それに、女性誌『non-no』(集英社)では嵐が長年連載をしてきましたが、活動休止にともなう昨年の連載終了を経て、今月21日発売の号からキンプリが連載を持つことに。着々と“ポスト・嵐”の座に近づきつつある感じがしますね」(芸能誌記者)

 コロナ禍の収束が期待される来年には、本格的に海外プロモーションに動く可能性も十分あるだろう。となれば、コロナで思うように海外展開を果たせなかった嵐の“想い”を彼らが引き継ぐ……という形になるともいえる。ちなみにベイビーフェイスは、ブルーノ・マーズからもリスペクトされている存在であり、ブルーノのグラミー受賞作『24K Magic』にも参加している。

 あとは嵐のように音楽配信も解禁されれば、海外進出はより現実味を帯びそうだが、はたして……。

加賀美ジョン(音楽ライター)

洋邦問わず、音楽にまつわる編集・ライティングで十数年。クレジットを眺めるのが趣味。

かがみじょん

最終更新:2021/06/28 13:00
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