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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  >  朝倉未来、なぜアスリートはYouTubeやる?
放送作家が人気動画を分析「YouTubeには手を出すな」12

朝倉未来、ダルビッシュ有、田中将大…なぜアスリートはYouTubeを始めた?発言切り取り横行するテレビや新聞に頼らない発信戦略

メディアを手に入れたアスリートとマスコミの関係性はどうなる?

 これはかなり古い話ではあるが、トップアスリートであれば大なり小なり同じような経験をしている。だから、YouTubeで話すのだ。以前はブログやツイッターで書くのが主流だったが、声や表情がある分、動画の方が圧倒的に気持ちが伝わりやすい。

 編集するのは自前のクリエイティブチーム。発言の意図を共有した上で編集してくれる。

 さらには、テレビや新聞とは違い、時間や文字数に制限がない。自分の真意を伝えるには最も適したメディアだと言えるだろう。

 記者会見については、テニスの大坂なおみの騒動でも注目された。

 メディアとアスリートが良い関係を築くことができなければ、今後は全て「自分のYouTubeで話す」になってしまう。テレビや新聞は何のために存在するのか? アスリートがYouTubeをやる本当の意味を、マスコミ関係者はよく考えるべきだ。

谷田彰吾(放送作家)

クロスボーダークリエイター・放送作家 / TVクリエイターギルド 株式会社VVQ代表 ドキュメンタリー番組『プロ野球戦⼒外通告』『バース・デイ』、有吉弘⾏、乃⽊坂46、池上彰などのバラエティ番組を構成。YouTubeでは『上原浩治の雑談魂』などを担当。放送作家だけでなく広告プランナーとしても活動。業界の垣根を超えたクロスボーダークリエイティブがモットー

YouTubeには手を出すな

Twitter:@VVQ_SHOWGO

【VVQ】

たにだしょうご

最終更新:2021/06/27 19:00
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