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Radio edit#21

アンガ・田中が分析する年代別・芸人に必要な要素―持ち味の“分析力”で50代も生き残れるか?

アンガ・田中が分析する年代別・芸人に必要な要素―持ち味の分析力で50代も生き残れるか?の画像1
写真/Getty Imagesより

 こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第21回目。

 今回は2021年6月16日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』で、ゲストのアンガールズ田中さんが年齢によって異なる、芸人に求められる要素や役割について説明していた部分です。

「この間、田中が『ゴッドタン』で言っていた20代の時は……なんか芸人に必要な要素が全然違うって言っていたよね?」という佐久間さんの問いかけに対して「20代は元気とかリアクションみたいなことを芸人は求められるんですよね。で、30代になったら確実性……『確実にこの人がいると笑える』という風に戦力になることが求められる。そして40代になると話の説得力を求められるようになって。実際に出ている人を見ると『やっぱりこの人の話を聞きたいな』という人ばかりで。最近そこに気づいたし、奇しくも自分にもそういう仕事が回ってくるようになっていて、面白いなと思ったんです」と答えた田中さん。

 佐久間さんも「たしかに40を超えて売れている芸人さんは価値観か、その情報に価値がある人ばかりだね」と同意し、さらには「『ゴッドタン』のディレクター陣たちは15年、一緒にやってるから全員、40代なの。田中がそう言った収録が終わった後、みんなで『あれは沁みたな。俺たちももうイケイケのディレクターじゃないから。やっぱり説得力のあるようなことをやっていかないと若手もついてこないな』と言っていて」と芸人だけではなく、テレビ制作者たちにも響いた言葉だったことを明かします。

 そんな風に芸人の役割について分析している田中さんですが45歳の現在、自分これから迎える年代である50代の芸人について探っている模様。

「自分はダウンタウンさんのような『天下を取る』ことはもう難しいけど、でも自分なりの形で司会みたいなことはやりたい。これから先、50代のことを探っていて。それで50代の人をずっとバーッと見たら、やっぱり司会をやってる人がほとんど。司会をある程度できる人か、よっぽどひな壇でできる人か。そのどちらかをやれないとキツいと思っていて。だから、説得力のその上を探っているんです」と話します。

 最近では『ゴッドタン』の「勝手にお悩み相談」や『THE W』の審査員なども務め、その分析力をベースにした説得力あふれるトークを披露している田中さん。

 そこからさらに1歩進んだ50代の田中さんがどんな風に進化するのか、今から興味津々です。芸人だけではなく一般社会人にも当てはまるこの田中理論、いつか新書で出版してほしいと思ってしまいました!

みやーんzz(ラジオ書き起こしサイト運営者)

2011年頃から趣味でラジオの書き起こしをスタート。記事は自身のサイト「miyearnZZ Labo」にて随時更新中。

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最終更新:2021/06/26 20:00
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