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#週刊誌スクープ大賞
世紀の大スクープか? 新型コロナウィルス発生の“証拠”
これが事実なら、21世紀最大の大スクープになるだろう。新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行は、中国にある武漢ウィルス研究所から手違いでウィルスが流出して引き起こされたものだった「証拠」を、世界各地のアマチュアの「探偵」たちが探り当てたと、ニューズウイーク日本版が報じている。
これをいい出したのは大統領だった時代のトランプだったため、中国を敵視する右派の陰謀論だと打ち捨てられてきた。
だが、その説に興味を持った20数人が独自に調査をし、集めてきた断片的な情報をツイッターで発信し合い、まとまったストーリーになっていったというのである。
彼らは「DRASTIC」と名乗る。明らかになってきた重要な事柄は、武漢研究所が長年、コウモリの住む洞窟で何種類ものコロナウィルスを収集してきたこと。その多くが2012年に鉱山労働者3人がSARS(重症急性呼吸器症候群)のような症状で亡くなった銅鉱山で見つかったもので、新型コロナともっとも近縁なウィルスも含まれていると見られているそうである。
武漢研究所はこれまでも様々なウィルス実験を行ってきたが、安全管理はお粗末で、曝露や流出の危険性があったことも明らかになり、中国政府はこうした活動を外部に知られないように、ひた隠しにしてきた。
「DRASTIC」の1人は「シーカー(探索者)」と名乗る20代後半のインド人男性だという。彼も以前は、主要メディアが伝えているように、武漢の海鮮市場で売られていた野生動物から感染が広がったと信じていた。
だが、カナダの起業家がオンラインメディアに、武漢研究所に所属しているコウモリのウィルス研究の第一人者である石正麗が、科学誌『ネイチャー』の論文で書いた「RaTG13」について考察し、これが中国南部の雲南省に生息するコウモリから以前、検出されたと述べているが、いつどこでと具体的なことを書いていないことに疑念を抱き、RaTG13またはその類似ウィルスの研究過程で「遺伝子をいじるうちに新型コロナウイルスが生まれたのではないか」と考えると投稿した。
シーカーはこれに興味を持ち、RaTG13が「答え」の一部を解明するカギを握っているのではないかと確信し、それに賛同する参加者たちがインターネットや武漢ウィルス研究所の過去の論文をくまなく調べたそうである。
そしてついに、武漢研究所は長年危険な複数のコロナウイルスを収集していたが公表してこなかった。おそらくワクチン製造のために実験を行っているうちに、ウイルスが変異し、流出してしまったという結論に至ったというのである。
多くの学者や政治家、主要メディアまでがこの情報を真剣に受け止め始め、ついに5月26日にバイデン大統領が情報機関に対して、「情報の収集・分析に励め」と命じたのである。
米中関係が緊張を増す中、中国側が進んで協力するとは考えにくいが、100年に一度の大パンデミックがなぜ起こったのか、その真相を知ることを世界中が求めている。それに背を向ければ中国は国際社会の中で孤立すること間違いない。さあ、どうする中国、どうする習近平。
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