嵐の“4人”で持ち回り? NHKがオリンピックスペシャルナビゲーター決めかねている理由
#嵐 #NHK #東京オリンピック
来月に開催が迫りながらも、いまだに観客の有無や選手団の管理方法などで揉めている東京オリンピック。政府の方針が定まらない中で、テレビ各局も本格的に動けない状況でいる。
「取材に関するレクチャーなども行われ始めているのですが、分科会の尾身会長など専門家の提言で『無観客開催が最も感染拡大リスクが少なく望ましい』と発言されるなど、観客の有無もわからない状態。このままでは、取材や生中継など機材やスタッフの確保も難しい状況です。政府がしっかりと取材に関するガイドラインを出さないと、放送事故が起きる可能性も大でしょう」(民放関係者)
さらに、コロナ感染者が急激に増えた場合は「中止もあり得る」との不穏な提言もあるなどして、各局が中継MCを決めかねている状況だ。
「日テレは明石家さんま、上田晋也、有働由美子を起用する方向ですが、どのタレントも人気があるだけに、放送時間帯の裏被りを調整する必要がある。編成を組むだけでも一苦労なのに、NHKはまだスタッフやMCなど詳細を明らかにしていない。本当にテレビ局が歩調を合わせられるのか、このままだとかなり難しいと思います」(民放関係者)
NHKは、本来ならばスペシャルナビゲーターとして嵐を起用する予定だった。その計画は、水面下でまだ進んでいるという。
「女性週刊誌などで執拗に嵐の“再結成”が報じられていましたが、大野智が首を縦に振らなかったことで頓挫した。そこで、大野以外の4人で出演する方向で調整を進めています。当初は、メンバーたちも大野がいないことに難色を示していましたが、結局、4人一緒には出演しないということで落ち着いたようです。曜日別に4人が持ち回りでナビゲーターを務める可能性が大。特に松本潤は大河ドラマも決まっていますし、最も多く出演する方向のようです」(民放関係者)
ジャニーズ事務所を退所し、例の“圧力問題”で揉めた新しい地図も、NHKのオリンピック放送に関与する可能性が高いという。
「パラリンピック関連の放送や取材に、新しい地図の3人を起用する案があります。嵐のメンバーとは直接絡むことはないですが、これにジャニーズ事務所は難色を示しているとか。しかし、NHKサイドも開催日までもう余裕がないこともあり、ジャニーズの意見は無視して進めているそうです。そういった調整がつかず、いまだにスペシャルナビゲーターを正式発表できていない状況なんです」(民放関係者)
ただ、NHKはテーマソングを嵐の『カイト』のまま放送する可能性が高く、大野は不在ながら“嵐一色”となりそうだ。
「各メンバーは生中継のMCというだけでなく、注目種目の体験取材をするなどVTRの撮影も行っているようです。NHKは無観客で歓声もなく地味になりそうな会場中継も想定していて、嵐以外にスポーツ関連の派手やかなゲストを考えているようです。民放各局にはない潤沢な予算を使って演出も華やかにするつもりのようで、かなり力が入っています」(民放関係者談)
一時期の紅白のように、NHKはまた“嵐頼り”のオリンピック中継になってしまうのだろうか?
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