
巨人、コロナ禍で新助っ人が連続帰国、退団…菅野も離脱中でまた戦力ダウン!
#プロ野球 #読売ジャイアンツ #ジャスティン・スモーク #退団

プロ野球読売ジャイアンツのジャスティン・スモーク選手がチームを退団、アメリカに帰国すると17日に球団が発表した。
メジャーリーグ屈指のスラッガーだったスモークは鳴り物入りで巨人入り。ここまで打率・272、7本塁打、14打点といった成績だった。ただ障害となったのは、新型コロナの影響で家族の来日が実現しなかったこと。本人は「私にとって辛く、アメリカで家族と過ごす決断をしました」としており、交流戦が終わった翌14日に決め、15日に球団と話し合いの場を持ち了承されたという。
巨人は同じ新外国人選手のテームズも、来日や1軍合流が大幅に遅れたが1軍出場最初のゲームでいきなりアキレス腱断裂しすでに帰国。野手の助っ人は2020年途中に東北楽天ゴールデンイーグルスからトレードされたウィーラーの1人だけになる。
プロ野球関係者は「スモークの家族が来られなかったのは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、アスリート本人以外の来日基準がかなり厳しくなったことが上げられる。仮に来日できても2週間の隔離生活がある中で、スモークが望んでいたとされる、子供に日本文化を学ばせることは、とてもじゃないが満足にできない状況です」と解説する。
巨人は開幕直後にも丸佳浩選手らが新型コロナウイルスの陽性判定を受けて長期離脱したばかり。丸らは復帰したものの、17日時点でセ・リーグ1位の阪神タイガースとのゲーム差は7に広がっている。
「巻き返しには間違いなくトレード、緊急補強が不可欠です。業界内では交流戦からリーグ戦再開までの数日間に複数球団との交換トレードの発表があると言われていましたが、軸となる選手がまた1人、抜けたことでさらに加速すると考えられます」(同)
投手では東京五輪野球代表に選ばれた菅野智之選手が不調のため、1軍登録を抹消されたままとなっている。
「阪神、巨人直接対決はまだ15試合ほど残っているので順位を逆転できる可能性は、確かにあります。巨人が狙っているのは夏場以降、一気に畳みかける戦法になりそうです。そのためには投手の補強からも目が離せなくなります」(同)
やみくもに補強しても適材適所でなければ宝の持ち腐れになることは言わずもがなだが、全権を握る原辰徳監督がなりふり構わず、どこまで戦力補強できるかも大いに見ものとなるだろう。
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