この夏は「どん兵衛」の冷やしそばがアツい──爽やか? ジャンキー!「汁なし冷しカップそば」3選
#カップ麺 #カップ麺一行3昧 #冷やしそば
6月も半ばを過ぎ、いよいよジメジメして暑くなる季節がやってきました。カップ麺はお湯を使って調理するため、あまりこれからの季節には手に取りたくないイメージがありますが、最近は湯戻しした後に水で冷やして食べるぶっかけそば、うどん、さらに冷やし中華などの商品も登場するようになり、カップ麺でも涼が取れるようになっています。
今回は、カップ麺で食べられる汁なしの冷やしそばを紹介します。
2種類の揚げ玉が入った「冷したぬき」! 日清食品「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけ揚げ玉そば」
まずは、日清食品の「日清の冷しどん兵衛 ぶっかけ揚げ玉そば」193円(税込)。定番商品の「日清のどん兵衛 天ぷらそば」と同じカラーのパッケージデザインですが、いつもの大きな天ぷらではなく揚げ玉が入った汁なしの冷やし麺となっています。どん兵衛ではこれまでにも、冷やして食べることも可能な温冷両用の汁なしラー油そばが出ていました。
七味揚げ玉と小海老揚げ玉の2種類の揚げ玉が入った「ぶっかけ揚げ玉そば」で、湯切りしたあとに3回冷水で冷やして水切りするのを繰り返すことで、ぶっかけそばに仕上げます。揚げ玉の入った冷しそばなので、関西以外だと「冷したぬきそば」と言っても良いと思います。
濃いかつおだしと強い甘みが特徴のガツンとくる味のつゆに、どん兵衛ならではのストレート形状の油揚げ麺のそばが合わせられています。いつもの「どん兵衛 天ぷらそば」と比べ、昆布よりもかつおの風味や醤油のパンチが強く、関東風どころか東に行き過ぎて極東風の感すらありました。とは言ってもボルシチではありませんが。
そして甘みが強く、これがいつものどん兵衛にはないジャンキーな味を生み出していました。いつものどん兵衛はあんなに上品な味なのに、この甘い味は良い意味で下品。箸が止まらない、クセになる味です。
七味風味の揚げ玉と、小海老天の揚げ玉の2種類の揚げ玉が入っています。ジャンキーなつゆに加えてたくさん入った揚げ玉もジャンクな味を盛り上げていましたが、一方で、揚げ玉につけられた七味や海老の味が、ただジャンキーなだけではない味わい深さを演出していました。
ジャンキーさを保ちながら、それだけでは終わらないところが「どん兵衛」らしい部分で、揚げ玉の七味や海老の風味がジャンクな味の中で上品さを担っていました。
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