侍ジャパンメンバー決定に関係者不満爆発? 偏りすぎたメンバーにツッコミ!
#東京五輪 #稲葉篤紀 #侍ジャパン
7月開催の東京五輪に参加する野球日本代表のメンバー24人が16日、東京都内のホテルで開かれた記者会見において、稲葉篤紀監督により発表された。
メンバーの中には昨シーズンの新人王、広島東洋カープの森下暢仁、今年ルーキーの栗林良吏両投手など5人の選手が初めて侍ジャパンとして選出。また、ケガで離脱している福岡ソフトバンクホークスの千賀選手をはじめ、横浜DeNAベイスターズの今永選手など2019年に世界一となった国際試合「プレミア12」のメンバーから外れた者も多かった。
プロ野球OBは「今年、古巣の東北楽天ゴールデンイーグルスに復帰した田中将大投手など、五輪開催を1年延期しなければ参加できなかった選手もいる。投手は特に入れ替えがはっきりしたね」と話すが、疑問に感じる点も多々あるようだ。
「まずは巨人の岡本和真選手が落選しました。人気球団の4番を任されながら調子が今ひとつと判断されたようです。さらに福岡ソフトバンクホーム巣の松田宣浩選手も外れました。『プレミア12』の時にもベンチスタートが多かったのですが、彼の持ち味はチームを盛り上げられること。今回、誰かが代役を担わなければなりませんが、候補者がいるのか疑問です。野手では埼玉西武ライオンズの山川選手、阪神タイガースの新人、佐藤輝明選手をはじめ長距離砲の数選手も落選しています」(同)
そして投手にも不安があるという。
「侍ジャパン首脳陣が集まった5月31日のスタッフ会議後、各球団に内々定の連絡を入れていますが、最後の最後まで悩んだとされているのは中日ドラゴンズの大野雄大投手。昨年は投手最高の栄誉である沢村賞を受賞しましたが、今年は調子があまり上がらず3勝止まり。同じく代表入りした読売ジャイアンツの菅野智之投手も不調で2軍生活が長く、本来の姿からは離れている。一方でオリックスの2年目選手、宮城投手は見送られた。五輪のような短期決戦は今、調子がいい選手が優先されて選ばれるべきところですが、世界一になったメンバーばかりにこだわり選んでいる感じが否めません」(同)
捕手で選ばれた広島の会沢翼選手は15日の西武戦で負傷退場しており、状況によっては代表を辞退する可能性も急浮上している。
別のプロ野球OBも「その場合の代役は阪神の梅野選手が濃厚ですが、実力からいって会沢選手よりも今は上です。最初から選んでおけばいいのにね」と苦笑しながら語る。
コロナ禍でどんどん参加国が減る中、侍ジャパンは存在意義をどこまで発揮できるのだろうか。
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