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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 菅義偉首相「専門家が対策をやらないから」と“逆ギレ”

菅義偉首相「専門家が対策をやらないから」と感染者数が減らない現状に“逆ギレ”

パソナ会長・竹中平蔵の“五輪錬金術”

 ところで、朝日新聞が27年7カ月ぶりに購読料を値上げすると6月10日の紙面で発表した。現在の4037円を7月1日から4400円にするというのである。

 早速、カミさんに、来月から夕刊を止めるといった。現在、夕刊を取らなければ3093円だそうだから、値上げされても1000円近く家計が助かる。

 日銀のアホが、コロナ禍で外出できなかったりしたおカネが貯蓄に回った、2020年1年間でその額は20兆円にもなると試算しやがった。

 どうしたらそんな計算になるのか教えてくれ? オレの家には、旅行なんぞに行かなくても、余分なカネなんぞ1円も残ってはいない。外出しなくても飯は食うし、たまには出前も取る。マスクも消毒液もうがい薬も買うんだ。どこに貯金に回すカネがあるのか、アホな頭を叩いてからからものをいえ。

 誰にも、名前を聞くだけで虫唾が走るという人間が一人や二人はいるのではないか。私には竹中平蔵というのがそれである。

 小泉政権時代に非正規社員を際限なく増やしただけでなく、派遣業の大手「パソナ」の会長に収まったことを見ても、この男の“破廉恥”ぶりは底なしだが、今度は、東京五輪で大儲けしているというのだ。

 文春によれば、東京五輪のオフィシャルサポーターになり、五輪の人材派遣を一手に引き受け、笑いが止まらないという。

 自治体の窓口業務やコールセンター業務を請け負うだけではなく、ワクチン接種事業も高額で引き受けているというのだ。文春が調べると、東京都足立区が約28億円、東京都目黒区が約8億円などいくつもあり、例えば目黒区では、パソナはJTBの関連会社に丸投げし、そこはTCAという派遣会社に丸投げしているという仕組み。

 まさに濡れ手で粟の丸儲けである。組織委の人事部にはパソナ社員が出向していて、本番ともなれば数千人単位で短期雇用されるそうだ。ボランティアも辞退者が1万人も出たといわれるが、その補填もパソナが請け負うという。

 テレビに出て、尾身発言を、「本当にエビデンスがない」とこき下ろし、五輪に反対する世論に、「世論はしょっちゅう間違える」と放言するのは、五輪が開催されなければ儲けが減ると考えているからであろう。こんなのがブレーンだから、菅首相は人を見る眼がまったくないといわれるのだ。

 さて、今年も半年が過ぎてしまった。

 年を取ると月日の経つのが早く感じられるが、コロナ禍で居酒屋のはしご酒ができないと、余計1日の過ぎるのが超特急のようになっている。

 週刊プレイボーイが働く男1000人アンケートというのをやっている。週プレだから20代から50代の男だが、このコロナ感染で、いろいろ悩み多き人生のようである。

 仕事に関しては、半分近くが「コロナ前より充実していない」と答えている。

 リモートワークなので、膝突き合わしてという機会がないから、仕事をしたという記憶がないという回答がある。

 中には、仕事ができるようになったのだが、同期とも先輩とも話さないので、自分がどれだけ成長したのかが分からないという切実な声もある。

 長距離トラックの運転手やキャビンアテンダントも、仕事が減り、給料が下がったとこぼしている。

 運動が減り、酒量が増えた。太ったというのが34.8%か。私もズボンがきつくなって困っている。

 やはり、友人と過ごす時間が減ったというのが33.9%。普段意識しないで付き合っているのに、会えないとなると寂しさが募るのだろう。

 一人でいると、恋人探しも億劫になるようだが、女性のほうは逆で、20代、30代の女性200人にアンケートをしたら、コロナ前より彼氏が欲しいと思うようになった、コロナが明けたら積極的に恋人探しをしたい、結婚願望が膨らんだという答えが多かったそうだ。

 興味深いのが、コロナの自粛生活がいつごろ終わると思うかという問いに、半年後はわずかに14%、2,3年後が35.3%もいて、大半はまだまだ続くと考えているようだ。

 簡単に考えているのは、IOCのバッカならぬバッハ会長と菅首相ぐらいのものだろう。

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