山田涼介、『二宮ん家』で二宮との遺恨が噂される松潤を持ち上げ疑惑払拭？ 　仲良しネタの応酬でほっこり

　今年の正月に放送され大きな反響があった『二宮ん家』（フジテレビ系）の第２弾が、６月12日にパワーアップして放送された。

　ドラマ仕立てのバラエティ番組で、二宮和也が家主であるゲストハウスに下宿している進行役のアンタッチャブル・柴田英嗣と、ゲストを囲う。

　コーナー企画1つ目は、招かれたゲストが「ニノとの思い出 第１位」は何かを問題にし、二宮とエピソードを広げていくというもの。

「１番お世話になっている先輩は、ニノさん」と入ってきたのは、ジャニーズ事務所の後輩でプライベートでも仲が良く、過去に映画共演もしているHey!Say!JUMPの山田涼介。

　ここで、１番思い出に残っているだろう、二宮自身がしてあげたことを予測する。

「映画の撮影のときに、生徒役の全員に焼肉を奢ったこと！」と胸を張った二宮だが「思い出としてはあるけど、その時、ニノさんはいらっしゃらなかったから……」と山田は謙遜。

　二宮は「俺の中でカッコイイエピソードだったのに」とガッカリ。

　その後も「お年玉をあげたこと」などと少し的外れな回答が続き、柴田が「それ、ニノさんの後輩にしてあげた自慢じゃないですか」と軌道修正を図っていた。

　いいかげん山田からヒントをもらうと二宮は「あ～いつも、いじってくるやつでしょ。言いたくないな～」と身に覚えがある様子。

　そのエピソードとはまだ２人がそんなに親しくなる前、二宮宅でのしゃぶしゃぶに、山田が招かれた際のことだという。その豪邸ぶりに「夢があるな～、どんなしゃぶしゃぶが出てくるんだろう」と期待いっぱいだった山田だが「スーパーの袋から398円の豚肉が出てきて、されに割引シールで298円になっていた」と、いじった。いちおう二宮は「700円くらいのお肉もあった」と、ボソボソと釈明。

　また、柴田が山田にほかの先輩とのエピソードを聞くと「たまたま松本潤くんと同じバーで一緒になった時、全額お会計をしてくれていた」と、まさかの嵐メンバーで比較。これには「全額！ かたや、298円！ ダサッ！」と柴田。

　またそのご後、ゲスト高橋克実が1999年にドラマで初共演してから、作品での共演が多かった二宮は、タメ口という仲。

　二宮が予測したのは「海外に行く飛行機での話」。昔、撮影で香港に２人で行く際、パスポート取得も初めてだったという高橋に「ビジネスクラスは、最初に靴を脱ぐんだよ。キャビンアテンダントは自分で好きな人を指名できる」といたずらで嘘をついたという。

　だが「ニノとの想い出 第１位」の正解は「家に行って、息子にマジックを見せたこと」だった。

「この人、マジック大好きでしょう。トランプを目の前でバーって揃えたり、息子はめちゃくちゃ喜んでいました」と、そのクオリティの高い技術と自宅まで来て披露してくれた二宮の優しさを伝えた。

　いつでもカバンの中にマジックの道具を忍ばせているという二宮だが、柴田が「見たことある？」と山田にパスすると、「酔っぱらうと必ず見せてくれます」と、ここでも期待を裏切らない、いじりだった。

　二宮は終始ガックリしていたが、山田は大好きな先輩との思いで話に嬉しそうだった。

大山ユースケ（ライター）

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ