深田恭子休養で大騒動も、今後は安泰!? 業界最大手事務所・ホリプロで看板を支えてきた実績と他事務所との違い
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ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!
――5月26日、女優の深田恭子が適応障害のため、芸能活動を当面のあいだ休業すると発表されて驚きました。
深田さんは、1996年にホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し芸能界入り。1998年、15歳のときにドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ)で一躍人気女優に。以来、ずっとトップ女優の道を走り続けてきました。
城下 彼女が主演するドラマは割といい数字を取れるので、どこの局も主演してほしいと思っているんです。だから、ガツガツ仕事しなくても、話題となる作品に選んで出てあとはCMに出ていれば安泰。女優さんとして理想的な仕事の仕方ですね。ただ、深田さんはそのセクシーさがたびたび話題となっていたので、体型の維持も含めて「トップ女優・深田恭子でなければならない」というプレッシャーが大きかったのかもしれないですね。
――7月にスタートするドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)の主演が決まっていたようですが降板。無理せず、きちんと休めてよかったですよね。
城下 所属事務所のホリプロにとって深田さんは功労者ですからね。収入面だけでなく「あの深キョンがいる」ということで事務所としてのブランドになっていました。実際、ホリプロは綾瀬はるかさん、石原さとみさんも所属し、いい女優さんがたくさん揃っている。だからこそ、絶対に無理はさせないでしょうね。
女優・深田恭子のイメージを守りつつ、本調子に回復するまで期限を決めずじっくり休ませると思います。出演CMの契約はそのまま続いていますし、事務所としても余裕があるのでそんなに困るわけではないというところも大きい。
――綾瀬はるかも石原さとみも所属するホリプロ。確かに人気女優揃いですね。
城下 ホリプロは社長も業界で高い評価を受けているんですよ。創業者の堀威夫さんも芸能界のレジェンド的な存在なんですが、2002年にその威夫さんから36歳の若さで引き継いだ次男・義貴さんも、品があってインテリで、きちんとした仕事をする人。業界で一目も二目も置かれ、ホリグループは業界で大きな力を持っています。
――なるほど……女優がボロボロ辞めていく、どこかの事務所とは大違いですね。
城下 米倉涼子さん、剛力彩芽さんらが退社したオスカープロモーションですかね。あそこは人格者として慕われていた創業者が引退した後、ベテランのかたが社長に就任したんですが、その人は実は“お飾り”。創業者の娘と娘婿が重役として実権を握っています。娘婿は他業種で仕事をしてきた人で、芸能プロダクションの経験がまったくない。だから経費の使い方がものすごく厳しい。
でも芸能界なんてたくさん人に会って仕事をつないでいく仕事ですから、お茶代でいちいち細かくチェックされていたら仕事になりません。だから有能なマネージャーがどんどん辞め、タレントもどんどん辞めてしまった。岡田結実さんも2020年3月末でマネージャーと一緒に辞めて、今はそれまで以上に稼いでいます。
――確かにホリプロとエラい違い! ともあれ、深キョンには早く回復してほしいですね。
城下 しっかりとした事務所でしっかりケアしてもらっているので安心。慌てなくても待っていればまた元気に出てきてくれると思いますよ。
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