橋下徹、「国会議員はヤクザ的」暴論に、ネットでは歓迎ムード? 平井デジタル相問題でタイミングも
#政治 #橋下徹 #坂上忍 #バイキング #国会議員
11日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では、次期選挙に向けた自民党内の動きについて特集。その中で、元大阪市長で弁護士の橋下徹は、国会議員の実態について「とにかくややこしいのが多い」「やくざ的な雰囲気がないと」など言いたい放題の見解を語った。
番組では、自民党内で次期幹事長の座を狙って安倍晋三元首相、麻生太郎副総理、甘利明税制調査会長が連携を強化し、二階俊博幹事長をけん制していると報じた。
坂上は橋下に「やっぱり幹事長の椅子は座り心地いいんですか? どうなんですか?」と嫌らしく質問。
橋下は「政治家になることの一番の目的は、権力ですから」と断言。「権力持ってないと仕事できないですから。権力あるから民間企業にも、政治家にも役所にもいろんなこと言えるので」と話した。
さらに、橋下曰く「国会議員ってとにかくややこしいのが多い」そう。
「これが50人いると話がまとまらない、全然まとまらない」と強調し、相当の実力の持ち主でないとまとめられず、その実力を党内の権力争いで付けていくという。
そのため学級代表タイプでは力不足で、「今の野党が駄目なのは、みんな勉強ができる学級代表みたいな人が多いからまとまらなくて、自民党は地域の親分みたいな人達がいるから最後そこで話がまとまるってことがある」と分析した。
話題は安部前首相が「ポスト菅」に言及したことに移り、橋本は安部前首相と2度も総裁選で争ったが、名前のあがらなかった石破茂元幹事長に触れた。
橋下は石破に関して、自民党でダメなら野党に移って対決して欲しいと提案。
坂上も「僕も(総裁選)負けた後、野党行ったら面白くなるのにと思いましたよ」とこれに乗っかったが、橋下は「国民的な人気があっても、野党に行ったからといって野党の国会議員を束ねられるかと言ったら、また別になるし」と、移らなかった理由について推察した。
坂上がこの理由に「そんなに友達作るの下手なの!」と驚きの声をあげると橋下は「石破さんが悪いとかじゃなく本当に難しいんです! 国会議員をまとめるのは!」と“国会議員とにかくややこしい論”を再度主張。
「ちょっと言葉悪いですけど」と前置きはしたが「ヤクザ的なね。義理人情の。ヤクザ的な雰囲気がないと」と暴論を展開。
フジテレビ伊藤利尋アナウンサーが「言葉が悪いです」と突っ込みを入れると「まとめられないんですよ! 顔見てください!」と、自民党重鎮の写真が並ぶパネルを指した。
「維新の会だったらその役割は松井一郎さんだったんです」と身内から名前を出してフォローを入れたが、爆笑する坂上に「もうさ、ヤクザ的って言ったらそのまんまじゃん」と指摘されると、慌てて、「てきね、てき! ヤクザじゃない」と“的”をより強調した。
橋下の発言にネット上では「麻生さんや二階さんあたりはまさにそれですねw」「橋下さんおもしろいなぁw」「ヤクザが国を動かしてたのか」という声が上がっている。
暴論ではあるが、平井卓也デジタル改革相の請負先の企業への“脅し指示”が問題となっているこのタイミングでの「ヤクザ的」は妙に説得力がある発言だった。
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