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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 和牛、サンリオ興味無しで大ブーイング

和牛、サンリオキャラ大賞MC起用も「興味なさそう」でファンから大ブーイング

和牛(吉本興業公式より)

 サンリオキャラクターの人気投票企画『サンリオキャラクター大賞2021』の結果発表イベントが6月8日、オンライン配信で行われた。MCを務めた和牛に対して、批判的な声も上がっていたという。

「和牛の2人は、サンリオのキャラクターに対する知識があまりなかったようで、熱心なファンがイライラするような場面もありました。単純に勉強不足ということもあるんですが、それ以上に本人たちに“門外漢”という意識が強かったようで、サンリオのコンテンツを軽視するような雰囲気も感じられました。ハライチ岩井とか、馬鹿よ貴方はの平井ファラオ光とか、“サンリオガチ勢”の芸人もいるので、そういった人に任せたほうが良かったのではないかとの意見も多いです」(芸能事務所関係者)

 どうやら、熱心なサンリオファンとの温度差ゆえに、冷めた態度に見られてしまったといえそうな和牛の2人。しかし、和牛のMCスキルについては、一定の高評価もある。ある構成作家はこう話す。

「和牛のMCは、川西が進行役となって、水田がボケを挟んでいくというスタイル。水田はちょくちょく失礼な発言もしますが、そこを上手く川西がフォローして笑いに変えていくんです。このスタイルは基本的に、どんなイベントでも上手くいくんです。そういった実力が認められていたからこそ、サンリオのイベントにも起用されたはずだと思います」

 ただ、そのMCスキルの高さが裏目に出ることもあるという。

「あまり詳しくないジャンルのイベントだと、下手なことを言わないために、“無難なコメント”でまとめることもできる2人です。ただ『サンリオキャラクター大賞』は、ファンにとっては大きなイベントであって、ものすごく熱を持って見ているファンが多い。そういったなかで、和牛が“無難”にイベントを進めたことで、完全に興味がないように見えたのでしょう」(同)

 MC仕事をソツなくこなせる分、損をしてしまったともいえる和牛。もしも、次にサンリオの仕事をする機会があったなら、テクニックで乗り切ろうとせず、しっかりと予習をしたほうが良さそうだ。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2021/06/13 17:00
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