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安倍前首相が露骨なスルー! 河野太郎から遠のく首相の座…菅首相後任はどうなるのか

河野太郎は、捲土重来を期すか――!?

 7月23日の東京五輪の開催までに国民の大半がワクチン接種を終えるような状況を作り出すことができたなら、河野太郎は将来に首相の座に大きく近づけたかもしれない。しかし、現状は65歳以上の高齢者のワクチン接種ですら目標の7月末までに完了できるか微妙なところだ。

 河野は初当選のときから「いつかはトップを目指して自分の思う政策を実現してみたい」と述べるなど、首相への意欲を隠さなかった。自民党が2009年8月の総選挙で惨敗し下野、責任を負う形で辞任した麻生太郎総裁の後任を決める自民党総裁選が翌9月に行われたが、河野は「自民党がここできちんと変わらないと存在意義がない。国民に期待をかけてもらえるような政党になることが、健全な二大政党制への大きな一歩になる」と総裁選に出馬した。

 自民党を飛び出し、「新自由クラブ」を立ち上げた父親の洋平のように、新党設立などに走らず、自民党に踏み止まって党を改革しようとした根性はもっと評価されていいだろう。

 加えて、米ジョージタウン大学で学んだ抜群の英語力は強みだ。首相になった時に外国の首脳と共通の言語である英語で直接対話し、時にユーモアを交えながらやり取りできるスキルは日本外交にとり大きなプラスだ。

 たとえ、今回のコロナとの戦いで敗れ、「敗軍の将」の烙印を押されても捲土重来を期して、宰相の座に挑み続けてもらいたい。80代の麻生太郎、二階俊博が闊歩する永田町で、58歳の河野太郎はまだまだ若い。次のチャンスは必ず来よう!

会社員兼フリーランス・ジャーナリスト。政治、経済、社会ネタを気の向くままに執筆

みつけたろう

最終更新:2021/06/13 14:17
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