中日、交流戦首位のモチベーションはやはり門倉元コーチ騒動か!?
#中日ドラゴンズ #門倉健 #交流戦
プロ野球の中日ドラゴンズが5月25日から始まった「日本生命セ・パ交流戦」で勝率1位をキープしている。6月6日終了時点で12試合を戦い7勝3敗2分けと横浜DeNAベイスターズと並んでおりトップ。このまま初優勝し6月18日からのリーグ戦再開へ弾みをつけるのだろうかーー。
プロ野球OBは「セ・リーグの順位は借金2の4位ですが、一時はどうしようもないくらい投打ともに沈んでいました。ところが、交流戦に入ってから完全に潮目が変わった。昨年、沢村賞を獲得したエースの大野雄大投手が開幕からつまづきここまで2勝4敗。一度2軍調整を命じられるなど越年した疲労が見受けられます。
ただ、その他の柳、小笠原、勝野ら先発投手が頑張りを見せ、東京五輪キューバ代表として予選参加のため離日している絶対的抑えのライデル・マルティネス投手の穴を又吉、祖父江、藤嶋などの中継ぎ投手陣が必死に埋めているのが上手く回っている」と解説する。
大雑把な攻めが目立つパ・リーグの各球団相手に奮闘する姿が目立つ……という格好だ。
一方で、交流戦前から別の意味でチームは世間の注目を一身に浴びてしまった。5月15日を最後に失踪していまだに行方が分からなくなっている元2軍投手コーチだった門倉健氏のことで、複数の週刊誌がこぞって独自取材で問題点をあぶり出している。そんな中、突然の帰宅、失踪劇は幕引きとなった。
「いくつかのスポーツ紙などでも報じられていますが、野球界の中で一番大きな原因とされているのは女性問題です。門倉さんはとにかく優しく女性からモテました。言い寄られても上手く断れなかったのかもしれませんが、何もかも中途半端に放置して失踪したのは社会人としていただけない。野球界からの信用、信頼は無くなってしまいました」(同)
騒動の影響を受けてチームが低迷すれば、さらに外野は言いたい放題報じるのは目に浮かぶが「現場の選手からすれば関係のないこと。むしろ巻き込まれた感覚のほうが強い。これ以上、余計な雑音で注目されないためには、自分たちが本業である野球の成績で頑張るしかないのです。今回の踏ん張りは門倉さんの一件もモチベーションにしているかもしれません」(同)という。
交流戦は残り6試合で中日は仙台で東北楽天ゴールデンイーグルス、メットライフドームで埼玉西武ライオンズと戦う。ライバルのDeNAベイスターズもセ・リーグ最下位で交流戦の成績によってはさらに借金を重ねる厳しい状況だった。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。
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