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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > なぜ「ノーマーク婚」増えたのか?

加藤綾子、星野&新垣、松坂&戸田…マスコミの「ノーマーク婚」が増えたのはナゼなのか

加藤綾子(@ayako_kato.officialより)

 フリーアナウンサーの加藤綾子が結婚したことを発表した。お相手は、年商2000億円のスーパーマーケットの運営などを手掛ける30代の会社社長だ。

「加藤アナの熱愛の情報は、芸能マスコミの間でまったく囁かれていなかった。まさに“ノーマーク”の結婚でした」(ベテラン芸能記者)

 このところ“ノーマーク婚”が増えているという。今年4月に結婚を発表した松坂桃李と戸田恵梨香は、事前の交際情報がまったくなかった。また、5月に結婚を発表した星野源と新垣結衣も、交際が報じられたことはない。有吉弘行と夏目三久アナについても、かつて交際報道はあったものの、すでに破局していると多くのマスコミが信じていた。

「コロナ禍でタレントたちがあまり外に出歩かなくなっていて、目撃情報などが出てこないという事情があります」(同)

 さらに、芸能マスコミもタレントのプライベートに関する取材がほとんどできなくなっているという。

「まず、最近は写真週刊誌なども、積極的な“張り込み”をしなくなっています。都内は夜の飲食店の営業もなく街なかの人も少ないので、記者が車を停めて張り込んでいると、すごく目立ってしまうんですよね。よっぽど確実な情報がないと、なかなか張り込みにはいけません」(同)

 そして、そういった確実な情報もほとんど出てこない状況がある。

「芸能記者は、仲がいいマネージャーやテレビ関係者と定期的に食事をしたり飲んだりして、いろいろな情報を獲得するんです。でもいまは、会合も開きづらいので、情報が記者まで回ってこない。

 さらに、テレビ局でも密を避けるという意味で、収録中にマネージャーや関係者が雑談する機会もなくなっています。いままでなら、そういった雑談の中で、いろんな噂話が出て最終的に芸能記者に回ってくるということが多かったんだけど、それがまったくなくなっている。情報の根っこが絶たれている状態なので、そりゃあ芸能マスコミもスクープできませんよ」(同)

 マスコミにとってはたまったものではないが、タレントにとっては動き放題のこの時期。ノーマーク婚はまだまだ出てきそうだ。

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2021/06/10 21:00
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