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ハリセンボン、コンビでの仕事が増加! 近藤春菜の『スッキリ』降板で年収激減が背景か

近藤春菜 

 今年3月で日本テレビ系情報番組『スッキリ』のMCを降板したお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜。現在は徐々にコンビでの仕事を増やしている途中だという。

「近藤は『スッキリ』を降板したことで、年収が1000万~2000万円ほど減ったとされています。その分を補う必要があるということで、これまであまりできていなかったコンビでの仕事を増やそうとしているらしい。6月9日の『有吉の壁』(日本テレビ系)にもコンビで登場していますが、今後は“芸人”らしい姿を見せていく方向性のようですね」(お笑い事務所関係者)

 吉本興業とはエージェント契約となっている近藤。一方、相方の箕輪はるかは専属マネジメント契約だ。

「コンビでの仕事は基本的に吉本経由で入ってきます。近藤にとっては箕輪が専属契約のままでいてくれたことで、いま仕事がもらえている状況もあるわけです」(同)

 吉本興業に反旗を翻した極楽とんぼ・加藤浩次に同調し、エージェント契約を選択したといわれる近藤。『スッキリ』降板は、吉本興業による“圧力”の結果なのではないかという憶測も飛び交った。テレビ局関係者はこう話す。

「『スッキリ』と同じ時間帯に、麒麟川島がMCを務めるTBS系『ラヴィット!』が始まり、吉本が『ラヴィット!』の援護射撃をするために近藤春菜を降板させたという話もありますが、実際には単純に『スッキリ』側の意向によるリニューアルだと聞いています。予算を削減したいという思いもあったのではないでしょうか。

 ただ、吉本側がエージェント契約となった近藤のことを“軽視”するようになっているのは事実で、今後吉本経由のピン仕事はどんどん減っていくはず。だからこそ、コンビの仕事に力を入れているということなのでしょう」

 実は、近藤だけでなく箕輪もともにエージェント契約になる計画もあったという。

「コンビでエージェント契約となり、ゆくゆくは独立……というのが理想だったのかもしれない。でも、エージェント契約がどういった待遇になるかもわからなかったので、リスクを軽減するために、ひとまず近藤のみがエージェント契約となったともいわれています。

 もし、いま箕輪もエージェント契約だったら、コンビでの仕事を増やすことも難しかったでしょうから、箕輪が吉本と専属契約のままでいたのは、正しい選択だったと言えますね。箕輪を吉本に残して、近藤だけがエージェント契約になったことで、両方のメリットを享受できているということ。これで今後、コンビでの仕事が増えて、2人とも好調になれば、そこで改めて独立を考えればいいということですから」(同)

『スッキリ』降板で窮地に追いやられたかと思いきや、そこを見越して動いていたであろう近藤春菜。その素顔はかなりの策士なのかもしれない。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2021/06/10 18:00
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